前線が停滞し大雨リスク高い状態続く
今日11日(木)のこのあとも秋雨前線の影響で、東北から九州は広く雨が降るでしょう。また、北海道も変わりやすい天気で、晴れたり雨が降ったりして、雷を伴い激しい雨になる所がありそうです。全国的に大気の状態が非常に不安定で、局地的には1時間50ミリの非常に激しい雨が降るでしょう。明日朝にかけて予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
▼北海道 60ミリ
▼東北 60ミリ
▼関東甲信 120ミリ
▼北陸 60ミリ
▼東海 100ミリ
▼近畿 80ミリ
▼九州南部 150ミリ
これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域もありますので、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や川の増水に警戒が必要です。落雷やひょうのほか、竜巻などの激しい突風の発生するリスクもあります。発達した雷雲の接近する兆しに気づいたら、建物の中に入ってください。
日中の最高気温は、北日本で27度ぐらい、関東から沖縄は33度前後と、北海道から近畿では昨日より3度ほど下がり、残暑はいったん落ち着くでしょう。
明日は関東と東海で雨続き西日本も不安定に
明日12日(金)は、関東や東海で秋雨前線の影響を受けるため、雨が降ったり止んだりするでしょう。雷を伴って雨脚の激しくなる時間帯もありそうです。北陸や西日本も湿った空気の影響で、雲が多く、午後ほど大気の状態は不安定に。天気の急変にご注意ください。
北海道は多少雲が掛かるものの、よく晴れるでしょう。東北は天気の境目となり、北ほど晴れ間が出ますが、南部は所々で雨が降りそうです。
関東は30度届かず！シャツは袖が欲しい気温！
＜明日朝の最低気温＞
北海道が15度前後、東北で20度ぐらい、関東甲信では25度を下回る所が多く、東京都心では今夜は熱帯夜から解放されそうです。北陸や東海から沖縄は広く25度前後と、今夜も少し寝苦しく感じられるでしょう。
＜明日日中の最高気温＞
北海道が25度前後、東北から九州は30度ぐらいで、特に関東では30度に届かない所も多く、冷え性の女性の方はノースリーブのシャツではヒンヤリと感じられそうです。
