今夜にかけて日本海側は雨の範囲が広がり、非常に激しく降る所も
今日2日(火)のこのあとは、前線を伴う低気圧が北日本を通過するため、東北や北海道では夜にかけて雨の範囲が広がるでしょう。特に、東北北部の日本海側では、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。北海道太平洋側西部では今夜はじめ頃にかけて、東北北部日本海側では明日昼前にかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に厳重警戒が必要です。
また、午後は九州北部や中国地方、近畿、夜になると北陸でも雨が降るでしょう。東北南部～九州の太平洋側では晴れて日差しが照り付けますが、午後は雲が目立ち、あちらこちらで急な雨や落雷にご注意ください。
最高気温は、北海道が26度前後、東北北部で30度ぐらいと、昨日よりは2度前後低くなる所が多いでしょう。一方、東北南部～九州は広く35度以上の猛烈な暑さが続き、関東の熊谷や前橋は39度と40度に迫る9月としては異例の暑さになりそうです。
明日午前中は北日本・北陸で雨、午後は関東周辺で大気非常に不安定
明日3日(水)は、北海道や東北北部、北陸は午前を中心に雨が残るでしょう。引き続き東北日本海側では大雨災害に厳重警戒し、北陸は注意・警戒してください。午後には概ね雨は止んで、しだいに晴れそうです。一方、北・東日本太平洋側や西日本は青空となりますが、午後は雨や雷雨の可能性があり、特に関東や東海では広い範囲で傘の出番となるでしょう。
関東や東海の災害級の暑さは一旦明日3日(水)まで
＜明日朝の最低気温＞
北海道が20度前後、東北北部は23度ぐらいで、北海道では20度を下回る地点が多く、肌寒さを感じるでしょう。一方、東北南部～九州は27度前後と今夜も熱帯夜が続きそうです。
＜明日日中の最高気温＞
北海道は道東で22度ぐらいですが、そのほかは27度前後まで上がるでしょう。東北北部は30度ぐらい、東北南部～九州は35度以上となり、関東や東海では体温超えの危険な暑さとなりそうです。なお、猛烈な暑さは一旦明日3日(水)までとなり、4日(木)以降は暑さが少しトーンダウンするでしょう。
