【和名+世界5か国語】9月は何て言う?名前の由来や天気の特徴を気象予報士が解説

明日から月がかわって9月に突入します。
日本では残暑が厳しい年もありますが、台風シーズンに突入し、本州付近に秋雨前線が停滞していると、台風の接近前から大雨となることもあります。世界各国の天気はどうなのでしょうか。
世界5か国語の9月の名前の由来とともに、それぞれの特徴的な天気についても気象予報士が解説します。

和名では「長月」

旧暦では和風月名という月の和名があり、9月は長月(読み方:ながつき、ながづき)といいます。名前の由来は諸説ありますが、夜長月(よながづき)が省略されたことが語源だといわれています。

日本の9月の天気

日本列島は縦方向に長いため、9月の天気の特徴も地域によって大きく異なります。
北日本の札幌は、雲がやや目立ち、台風や秋雨前線の影響で、平年の月降水量は142.2mmと一年で最も多くなります。平年の月平均気温は18.6℃で、下旬になるにつれて気温は下がって朝晩は10℃ぐらいとなります。
東日本の東京は、9月から10月にかけてが一年で最も雨の降りやすい時期で、秋雨前線が停滞しやすく、秋雨前線+台風で大雨となることもあります。平年の月降水量は224.9mmとなっています。平年の月平均気温は23.3℃で、残暑が厳しい年はまだまだ日中は30℃を超え、蒸し暑くなります。
西日本の福岡は、台風の接近が多い時期で、平年の月降水量は175.1mmとなっています。平年の月平均気温は24.7℃で、昼間は30℃前後まで上がることが多く、中旬頃までは35℃ぐらいとなることもあります。残暑が厳しく、まだまだ熱中症リスクの高い時期です。

韓国語では「구월」

韓国語の9月は「구월(クウォル)」です。「구(ク)」は数字の9で、「월(ウォル)」が月を表します。

韓国の9月の天気

韓国(ソウル)の9月の天気は、晴れる日が多いものの、台風の影響を受けることがあります。平年の月降水量は141.6mmとなっています。平年の月平均気温は21.7℃で、上旬は最高気温は30℃前後まで上がるものの、下旬になるにつれて気温が下がります。下旬になると最低気温は15℃を下回ることもあり、朝晩は少しヒンヤリ感じられることもあります。

中国語では「九月」

中国語では「九月」で、日本の漢字と同じですが、馴染みがないと読み方が難しいかもしれません。北京語では「jiǔ yuè(ジゥ ユエ)」、広東語では「gau2yut6(ガウ ユッ)」です。

中国の9月の天気

中国(北京)の9月の天気は、晴れることが多いものの、にわか雨があり、平年の月降水量は53.3mmとなっています。平年の月平均気温は21.2℃で、上旬は最高気温は30℃前後まで上がるものの、下旬になるにつれて気温が下がって25℃ぐらいとなります。下旬になると最低気温は15℃を下回るようになり、気温の変化や寒暖差が大きくなります。

タイ語では「กันยายน」

タイ語の9月は一般的には「กันยายน(ガンヤーヨン)」といい、省略して書く場合は「ก.ย.」となります。インド占星術の処女宮(おとめ座)が語源となっていて、また30日までの月は最後が「ยน(ヨン)」です。

タイの9月の天気

タイ(バンコク)の9月の天気は、雨季のため1日に何度もスコールがあります。月の降水量は343.6mmと一年で最も多く、豪雨災害に注意が必要です。平年の月平均気温は28.7℃で、最高気温は32℃ぐらいです。高温多湿のため、不快な蒸し暑さとなります。

英語では「September」

英語では9月は「September(セプテンバー)」といい、省略して書く場合は「Sep.」や「Sept.」となります。名前の由来は、ラテン語で「7」を意味する「Septem」です。なぜ「7」なのかというと、古代ローマで使われていたロムルス暦では、1年は現在の3月から始まる10か月だったためです。

アメリカの9月の天気

英語はイギリスとアメリカがメジャーですが、ここではアメリカ(ニューヨーク)をピックアップして9月の天気をみていきましょう。
アメリカ(ニューヨーク)は、晴れることが多いものの、一年を通して一定の降水量があるため、月降水量は97.8mmとなっています。平年の月平均気温は21.4℃で、上旬は最高気温が30℃ぐらいとなりますが、徐々に下がり、下旬は20℃前後となります。最低気温は15℃を下回るようになって、季節の移り変わりを感じられます。

フランス語では「Septembre」

フランス語の9月は「Septembre(セプタンブル)」です。由来は英語と同じです。

フランスの9月の天気

フランス(パリ)の9月の天気は、晴れることがほとんどですが、月降水量は42.2mmで雨がぱらつくことがあります。平年の月平均気温は16.3℃で、最高気温は20℃以下となり、下旬になると最低気温は10℃前後となって、空気がヒンヤリと感じられます。

世界5か国語の月の名前の由来や天気の特徴については、こちらのページで紹介していきます。

<参考・引用>
・気象庁 「過去の気象データ検索」
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php
・気象庁 「世界の天候」
https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/index.html