梅雨から雨少なく宮城県・鳴子ダムは貯水率0%
今日20日(水)は北海道や東北北部は前線が停滞し、大雨となっている一方、東北南部から九州は強い日差しが照り付けています。
太平洋側では、梅雨時期から少雨の傾向が続き、昨日19日(火)は気象庁から少雨の傾向が今後2週間程度は続くと発表がありました。
関東も利根川水系・八木沢ダムで貯水率が60%以下(8月19日0時現在)になっていて、宮城県にある北上川水系・鳴子ダムでは7月下旬から貯水率が0%の状態が続いています。
台風は発生しやすい状況!雨が降ると大雨になる可能性も
夕立があっても短時間のため、ダムの貯水量が回復するまでに至っていません。この先も夏を代表する太平洋高気圧の勢力は強く、晴天が続く予想となっています。
ただ、北海道や東北北部はこの先1週間、低気圧や前線が次々に通過し、オホーツク海高気圧の勢力が強まれば、東北南部や関東も雨の降る可能性があります。また、フィリピン付近の海面水温が高く、台風の発生しやすい状況が続き、過去には台風が接近・上陸し、一気にダムの貯水率が復活したというケースもあります。
節水アクションを意識して!
少雨が予想されていますので、日々の生活でも節水を意識しましょう。
・洗濯で節水
洗濯をまとめて行うなど、節水を意識しましょう。
・キッチンで節水
食器洗いをするときは、油汚れをキッチンペーパーでふき取るようにしましょう。また、こまめに蛇口を閉め、節水を心掛けてください。
・お風呂で節水
シャンプーなどをする際は、シャワーを止めたり、お風呂の残り湯を洗濯に利用するとよいでしょう。
・トイレで節水
流す水量で大と小を使い分けましょう。
<参考>
・国土交通省 関東地方整備局「首都圏の水資源状況について」(閲覧日:2025年8月20日)
https://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000226.html
・国土交通省「水文水質データベース」
https://www1.river.go.jp/