台風の動向に注意が必要な1週間!
この先1週間のポイントは今後、熱帯低気圧から変わる台風の動向です。
小笠原近海の熱帯低気圧が今後24時間以内に台風まで発達する予想で、このあとも北上を続け、週明けには北日本太平洋側や関東に接近するでしょう。予想のばらつきがあるものの、予報円の西よりのコースを通過すると、関東や東北へ上陸の可能性もあります。最新の情報で確認するとともに、早めに備えるようにしてください。
また、東海や西日本は前線が停滞しやすく、暖かく湿った空気が前線を刺激し、週明け14日(月)にかけ太平洋側の南に開けた斜面ほど大雨となるおそれがあります。そらくらの「もしもの備え」を参考に、大雨対策をいま一度見直しましょう。
来週前半は台風の影響で東北と関東は雨風強まる
北日本と北陸、関東は、あさって14日(月)から16日(水)にかけて雨が降りやすいでしょう。関東や東北太平洋側は、台風の動向によっては活発な雨雲が掛かり、雨や風が強まって荒れた天気になる可能性があります。この土日のうちに、側溝やベランダの掃除をしたり、飛ばされやすい物を室内にしまったりするなど、台風の対策を進めてください。三連休の始まる19日(土)は北海道や東北北部で雨が降りそうです。
日中の最高気温は30度を少し超え、ムシムシとした暑さが続くでしょう。18日(金)以降は晴れ間の予想される北陸と関東で35度以上の猛暑日の戻る所が多くなりそうです。
南に開けた斜面で警報級の大雨の可能性続く
東海と西日本から沖縄は、週明け14日(月)は傘の出番となるでしょう。15日(火)以降は晴れ間の出る日もありますが、南から暖かく湿った空気が流れ込み、17日(木)と18日(金)は太平洋側で雨が降るでしょう。南に開けた斜面では、地形による効果も加わり、まとまった雨の続く可能性があります。警報クラスの大雨が続きますので、雨の降り方に十分ご注意ください。
日中の最高気温は、連日30度を超え、晴れ間の出る日は35度以上の猛暑日になる所がありそうです。日差しが照り付けると、内陸を中心に体温並みや体温以上の暑さになる場所もあるでしょう。来週末から夏休みが始まる学校も多くなりますが、引き続き熱中症に厳重警戒をしてください。