九州南部は夕方にかけて土砂災害警戒!関東は激しい雷雨注意
梅雨前線が本州付近に掛かり、九州~東北の広い範囲で雨が降っています。
九州では記録的な大雨となっていて、鹿児島県の指宿(いぶすき)では今日11日7時10分までの72時間降水量は514.0mmと、観測史上1位の値を更新しました。九州南部では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあるため、夕方にかけて土砂災害に警戒が必要です。
九州~東北は夕方にかけて雨が降り、関東では雷を伴い激しく降るおそれがありますが、夜にはやんで、概ねくもりとなるでしょう。
北海道は夜にかけて断続的に雨が降り、雷雨に注意が必要です。
最高気温は、東北南部~九州で25度前後と蒸し暑くなるでしょう。
明日は近畿~関東や東北で貴重な晴れ間
明日12日(木)は、前線が本州から離れるため、近畿~東北は雲が多いながらも晴れ間があり、貴重な日差しとなるでしょう。
九州や中国・四国は断続的に雨が降り、急な強い雨や雷雨にご注意ください。
北海道は雲が多く、午前中は雨や雷雨となりますが、午後は晴れそうです。
明日は東京都心など多数地点で真夏日や真夏日一歩手前の暑さ
<明日朝の最低気温>
北海道が13度ほど、東北で17度前後、関東~九州は20度ぐらいで、けさより少し下がるでしょう。
<明日日中の最高気温>
北海道や東北北部で20度ぐらい、東北南部~九州は27度前後まで上がり、東京都心も29度予想と、多数地点で真夏日や真夏日一歩手前の暑さが予想されています。
こまめに水分や休憩をとり、熱中症にお気を付けください。