今日30日(金)は関東地方は広く雨が降り、季節が春先に戻ったような肌寒さとなっています。
この先一週間の東京の気温や天気傾向、季節の変わり目にしたいセルフケアについて気象予報士が解説します。
この先の東京の気温はジグザグ!春先の寒さから真夏の暑さに!
この先は、雨が降る日は気温がグッと下がりますが、晴れると夏本番を先取りしたような暑さとなりそうです。
東京の気温は今日30日(金)と明日31日(土)の予想最高気温は17度と4月上旬並みとなるでしょう。
ただ、明後日6月1日(日)は26度まで上がり、初夏の陽気が戻りそうです。
来週前半の3日(火)は21度と再び暑さは落ち着きますが、4日(水)は29度と大幅に気温が上昇し7月上旬並の暑さとなるでしょう。
このように気温がジグザグと推移しそうです。
天気・気温の変化は前線の動向がカギ!来週後半は本格的な蒸し暑さも
明後日1日(日)以降も、短い周期で前線や低気圧が通過するでしょう。
1日(日)と2日(月)は晴れますが、3日(火)は前線が通過し、ふたたび大雨となる可能性があります。
4日(水)は前線の位置が南へ下がり天気は回復傾向となりますが、日本の南に梅雨前線が停滞し、温かく湿った空気が流れ込むため湿度が高くなりそうです。
4日(水)以降は気温・湿度ともに高く、肌にまとわりつくような蒸し暑さとなりそうですから、熱中症にも注意が必要です。
オフの日にしたい!季節の変わり目のセルフケアとは?
天気や気温の変化が大きな1週間。季節の変わり目で体も疲れやすいこの時期、お肌も見えないストレスを受けやすいタイミングです。
日々の天気を少しだけ気にかけて、スキンケアや生活習慣に取り入れられるとよいでしょう。
①スキンケアを見直す
自律神経は、寒暖差や気圧、湿度などの気象の変化や生活の変化などで乱れがちで、心と肌の調子を左右します。
自律神経が乱れると、肌のバリア機能や血行にも影響を与え、肌荒れや乾燥、くすみを感じやすくなります。
刺激の少ない保湿中心のスキンケアに切り替えたり、肌の調子が良ければ美容液や乳液を減らすなどシンプルに引き算したりするのもひとつの方法です。毎日のケアを「肌と対話する時間」にしてみてはいかがでしょうか。
②生活習慣の見直し
十分な睡眠と、軽めの運動、ぬるめのお風呂で体を芯からほぐすことが効果的です。
忙しい日々でも可能な範囲で自律神経を整えることを意識するとよいでしょう。
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