【足立の花火2025】当日の天気を気象予報士が解説!低気圧が通過しその後回復に?

足立の花火とは?開催場所や時間は?

今年2025年5月31日(土)に「第47回足立の花火」が開催予定です。
東京都内で行われている花火大会としては大規模で、大正時代から始まって100年以上の歴史がある大会です。
時間は午後7時20分~8時20分の1時間で、今年の打ち上げ総数は14,010発となっています!今年2025年は、日光街道の宿場町の一つ千住宿(せんじゅじゅく)の開宿400年を記念し、「せんじゅ」に合わせ通常の13,000発から1,010発が増加されます。短時間に密度の高い花火を見ることができるでしょう!
有料観覧エリア以外では、午後からの場所取りでも西新井側の観覧は比較的ゆったりと見ることができます。

昨年は7月開催ゲリラ豪雨で直前中止の発表!中止基準は?

浴衣で雨
昨年2024年まで足立の花火は7月に開催されていました。昨年「第46回足立の花火」は雷を伴う荒天のため、開催20分前となる午後7時に中止の発表がありました。その後は花火の観覧席から帰宅する方で、浴衣姿の人が最寄り駅に大勢集まり、雨に打たれてしまった方もいたかもしれません。
あだち観光ネットのサイトによると、荒天となる場合は打ち上げ中止となっています。
荒天の基準は以下の通りです。
① 風速7m/s以上の風が10分以上継続している。
② 大雨警報または洪水警報が発表されている。
③ 花火の打ち上げ場所付近で落雷がある、または落雷の恐れがある。
※大雨注意報や雷注意報など注意報が発表されている場合でも、危険と予想される場合は中止の判断がされます。
今年2025年は、熱中症などの健康上のリスクや、雷や風、台風などの天候による中止リスクがあることから5月の開催に変更となっています。

【気象予報士が解説】5月31日(土)の当日の天気は?午前中は雨降るも回復に向かう可能性大


それでは、今年の足立の花火の天気予報を見ていきましょう!
花火大会の当日は、低気圧の動向によって天気が決まりそうです。午前中は雨の残る所がありますが、午後はしだいに晴れてくるでしょう。ただ、午後は大気の状態が不安定となり、にわか雨の可能性があります。場所取りを予定されている方は折り畳みの傘やカッパなど雨具があると安心です。
日中の最高気温は25度近くまで上がり、少しムシムシとした体感に。上着などを羽織られている方は念のため熱中症に気を付けましょう。
現段階では、大会が開催される可能性が高いですが、低気圧が予想よりもゆっくり進むと中止が検討される可能性もあります。最新の情報でご確認ください!

<参考>
・あだち観光ネット
https://www.adachikanko.net/

・足立区
https://www.city.adachi.tokyo.jp/index.html