2025年の春一番は広く観測ならず!来週にかけて初夏の陽気となって桜開花ラッシュ&お花見日和はいつ?

春一番の観測期間は終了!2025年は北陸地方と九州南部・奄美のみだった!

春一番は「立春から春分まで」しか観測されず、昨日20日(木・祝)は春分だったため、今シーズンの観測期間は終了しました。2025年は北陸地方と九州南部・奄美でしか観測されず、残る6地域では観測されない結果となりました。

2000年以降の春一番観測

※2000年以降の春一番の観測状況(気象庁調べ)

2000年以降の春一番の観測状況を振り返ると、過去にも複数の地点で観測されなかったことは多々あります。また、中国地方は2022年以降4年連続で、東海地方も2023年から3年連続で観測されませんでした。

来週は全国的に気温かなり高い?月末月初は西ほど寒気の影響受ける

今日21日(金)は、東北南部から九州・沖縄でよく晴れて、気温がグッと上がっています。
明日22日(土)以降はさらに気温が上がり、来週にかけては春の暖かさを通り越して初夏の陽気となるでしょう。来週中頃は関東から九州で25度以上の夏日や夏日一歩手前の暑さとなるかもしれません。

ただ、月末からは西側の地域ほど寒気の影響を受けるでしょう。
昨日20日(木・祝)に気象庁から発表された早期天候情報によると、九州や奄美では28日(金)頃から10年に一度の低温が予想されています。東北から中国・四国も、月末月初は気温がトーンダウンしそうです。

お花見日和はいつ?月末月初の天気をチェック

桜見頃予想

ライフビジネスウェザーでは、昨日20日(木・祝)に最新のさくら開花・見頃予想を発表しました。それによると、今週末の23日(日)には東京・高知で今シーズンの桜開花前線がスタートし、来週は関東~九州で開花ラッシュとなりそうです。また、来週は気温が高めに推移するため満開までは比較的早く、東京都心では3月末には見頃となるでしょう。そのほかの関東から九州も3月下旬から4月上旬にかけてお花見のピークとなり、満開の桜が新年度を彩りそうです。
ただ、来週末の28日(金)から29日(土)頃は、発達する低気圧や前線の影響で全国的に雨の降るタイミングがあり、お花見にはあいにくの天気となるでしょう。
関東から九州では、少し早めにお花見気分を味わうならば来週中頃、満開や満開目前の桜を楽しむならば30日(日)がベストタイミングとなりそうです。4月上旬にかけて見頃となりますが、東京都心など開花の早い地域では4月最初の週末には見納めとなっているかもしれません。
なお、最新の全国のさくら開花・見頃予想は、こちらからご確認ください!