【気象予報士が解説】明日は東京都心で5月中旬並みの暖かさ&花粉大量飛散!気温変化の大きい時期の服装選びの注意点は?

春を通り越して初夏の陽気!明日は東京都心で5月中旬並みの暖かさ!

東京都心では、今日12日(水)は雲が多めながらも気温は下がらず、この時期らしい気温となっています。午後は次第に雨が降り、明日13日(木)の朝にかけて雨や雷雨となる可能性がありますが、その後は14日(金)にかけてよく晴れるでしょう。
そして注目すべきは気温です!明日13日(木)は東京都心で23度まで上がる予想となっていて、5月中旬並みの異例の暖かさとなりそうです。暖かさは14日(金)まで続きますが、15日(土)以降は徐々にトーンダウンし、16日(日)以降は2月下旬並みの冬の寒さに戻るでしょう。

雨上がりや気温上昇でスギ花粉が大量飛散!!

明日13日(木)は、東北から九州の広い範囲で花粉が大量に飛ぶでしょう。特に、雨上がりとなる関東・北陸から九州北部は、気温もグッと上がって、最高ランクの“極めて多い”状態となりそうです。
スギ花粉は、飛散のピークを迎えています。花粉症の方は、マスクに加えて花粉症用メガネをかけるなど、万全の対策を心掛けてください。また、屋外から部屋の中へ入る際は、髪や服についた花粉を払い落とし、花粉を持ち込まないようにしましょう。

気温変化の大きいこの時期!服装選びの注意点は?

服装と気温の目安

この時期は天気が周期変化となり、気温が上がったり下がったりすることに加えて、一日の中の寒暖差も大きくなります。服装選びのポイントは、アウターで調整することです。
明日13日(木)の東京都心は、昼間は上着いらずの陽気となり、長袖のシャツ一枚で過ごせますが、朝晩は冷えますので、トレンチコートなどのアウターにマフラーなどの防寒アイテムがあると安心です。
明後日14日(金)も昼間は長袖シャツ一枚や、軽めのカーディガンを羽織る程度でよいでしょう。ただ、朝晩はトレンチコートなどのアウター+防寒アイテムが必要です。
15日(土)から来週前半にかけては、冬物のウールコートが活躍するでしょう。インナーもニットを着用し、朝晩はマフラーなどの防寒アイテムがあるとよさそうです。
3月下旬以降は、東京都心では極端な気温低下はない見通しですので、徐々に春物のアイテムも投入していくとよいでしょう。
そらくらでは、日々の天気予報でおすすめの服装情報も解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。