来週は低気圧が通過し『冬の嵐』の可能性
週明けは本州付近を挟むように通過する『二つ玉低気圧』の影響を受け、27日(月)は西日本で、28日(火)は北・東日本で広く雨が降るでしょう。多雪地でも冷たい雨や湿った重い雪になる可能性があります。また、関東では内陸部で気温の低い夜間から朝に降り始めると雪の混じる所がありそうです。最新の予報をご確認ください。
29日(水)は冬型の気圧配置が強まり、上空には強い寒気が流れ込むため、日本海側は広く雪が降り、九州など普段雪に慣れない地域も積雪の可能性があります。次に低気圧が通過するのは来週末となり、1日(土)は西日本を中心に雨が降るでしょう。
北日本は『高温』の情報も！関東は28日(火)の予報に注目
北日本日本海側や北陸は、雪や雨が降る日が多いでしょう。ただ、北日本には早期天候情報が発表されていて10年に1度クラスの高温が予想されています。北海道では、日中の気温がプラスになり、湿った雪や冷たい雨の降ることもありそうです。年間で最も気温が低い時期ではありますが、農作物の管理や雪どけに十分ご注意ください。
太平洋側は晴れ間の出る日が多いものの、28日(火)は低気圧の影響で、雨が降るでしょう。関東では現段階の予報では、冷たい雨となる見込みながら、内陸ほど雪の混じる可能性もあります。南岸低気圧による雪の予報は直前まで変わりやすいため、最新情報で確認し、こちらも参考に土日のうちに備えを進めてください。
日中の最高気温は、北海道が3度ぐらい、東北と北陸で7度前後、関東は12度ぐらいで、寒中のこの時期としては高めの気温が続き、晴れ間の出る日は日差しにぬくもりもあるでしょう。
西回りの寒気の影響を受け九州は雪降るほどの寒さに
週明け27日(月)は東海から西日本で天気が変わり目となり、広く雨が降るでしょう。上空の寒気は一旦北上するため、標高の高い一部エリアを除いて、雨が主体となりそうです。28日(火)から29日(水)は強い冬型の気圧配置になり、強い寒気も流れ込むため、九州を含む西日本で山地を中心に雪となり、福岡など市街地でも雪の積もる可能性があります。次に天気が崩れるのは、こんどの週末となり、低気圧や前線の動向に注意が必要です。
日中の最高気温は10度前後の日が多いものの、福岡は来週前半に一桁の気温が続き、厳しい寒さになるでしょう。受験シーズンとなっていますが、体調管理には十分ご注意ください。
沖縄・奄美はあさって27日(月)にかけては雨が降りやすいですが、28日(火)以降は晴れ間の出る日が続くでしょう。最高気温は18度ぐらいで、北風が冷たく感じられそうです。
