東京都心では12月に入ってから、最高気温は連日15度を超え、昼間は暖かな陽気が続いています。この暖かさはいつまでなのでしょうか?気象予報士が解説します。
いつが気温変わり目?来週は関東の郊外では氷点下の冷え込みに
今日5日(木)と明日6日(金)の東京都心の最高気温は15度を超えるため、ランチタイムなどお昼の短い時間帯の外出であれば、ジャケットを羽織る程度で、外出できそうです。
ただ、上空には強い寒気が流れ込むため、こんどの土日は気温が変わり目となるでしょう。7日(土)以降は最高気温が12度ぐらいにとどまり、来週12日(木)は10度を少し超える程度になりそうです。
また、週明け9日(月)以降の朝の最低気温は都心で5度を下回り、郊外では氷点下の冷え込みになる可能性もあります。寒さに注意が必要です。
なぜこの時期お布団から抜け出せない?
冬になるとお布団が恋しくなって、ついつい二度寝してしまう経験ありますよね?
この時期に二度寝をしてしまう原因は①日照時間が少ないこと②寒暖差が大きいことの大きく2つの原因があります。
12月下旬は北半球で年間の日照時間が最も短い「冬至」を迎えますが、日光を浴びる時間が少なくなり、精神の安定や平常心に欠かせない「セロトニン」の分泌量が減るといわれています。また、寒暖差によっても自律神経が乱れやすく、知らず知らずのうちに体に負担が掛かっています。
このため、意識して二度寝対策をすることが欠かせません!
いま行いたい『二度寝対策』とは?睡眠環境を見直そう
対策として有効といわれているのは、①起きたらまず朝日を浴びること、②暖房などのタイマー機能を使うことなどが挙げられます。
曇っていても雨が降っていても、朝起きたらまずカーテンを開け、朝日を浴びる習慣を付けましょう。日光を浴びることで体内時計が整い、セロトニンの分泌量が増えます。
また、朝寒いとお布団から出づらいため、起きる時間よりも少し早く暖房のタイマー機能を使い、体がなるべく冷えないように工夫をしましょう。
そのほかにも、自律神経を整える方法としては、バランスの良い食事や運動、睡眠環境を整えるなどもあります。この週末は生活を見直してみると良いかもしれません!
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