週間天気 日本海側は月末にかけ『冬の嵐』に注意!初冬らしい寒さ続き体調管理も気を付けて

数日周期で低気圧が通過!日本海側は荒天に注意

この先1週間は冬型の気圧配置が続き、上空には山地で雪を降らせる寒気(上空約1500mで0度以下)が南下しそうです。特に今週末にかけては、九州から関東の広い範囲を覆い、中国山地や四国山地、九州山地の標高の高い一部地域でも雪の降る可能性があります。峠越えの車は雪道の装備が必要です。
また、来週前半は低気圧が発達しながら通過するため、再び日本海側を中心に荒天となる可能性があります。最新の情報にご注意ください。

冬の天気傾向へ!北海道は週末に雪へ変わる


この先1週間は寒気の影響で、日本海側は広く雨が降るでしょう。山地を中心に雪となり、北海道はあさって29日(金)以降、平地も広く雪となりそうです。湿った重い雪となりますので、除雪時は複数人で声を掛け合いながら行ってください。雪の重さについては、こちらのコラムで解説しています。太平洋側は晴れる日が多いものの、30日(土)は北日本太平洋側で雨のぱらつく可能性があります。
今日は季節外れの暖かさになりますが、寒気の流れ込みとともに気温は下がる傾向です。日中の最高気温は、北海道で5度ぐらい、東北は10度前後、関東は15度ぐらいの日が多く、朝晩は冷えて晴れる地域は寒暖差が大きくなるでしょう。

初冬らしい寒さ!インフルエンザに注意


東海から九州も向こう1週間は太平洋側ほど晴れ間が出やすいでしょう。ただ、日本海側では寒気の影響を受け、雲が広がりやすく、雨が降ったり晴れたり、しぐれそうです。また、強い寒気の影響であさって29日(金)にかけては四国や九州で雨が降りやすい状態が続くでしょう。沖縄・奄美は晴れる日が多くなりそうです。
東海から九州で、朝の最低気温は7度前後、日中の最高気温は15度ぐらいで、晩秋から初冬らしい気温が続くでしょう。太平洋側は空気が乾燥し、インフルエンザなどの感染症も流行ってきていますので、体調管理に十分ご注意ください。