今日は北・東日本から初雪や初冠雪の便り続々届く
二十四節気の立冬の今日7日(木)は、西高東低の冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込んでいます。
昨晩から今日午前中にかけて、北海道では釧路・函館・室蘭から初雪の便りが届きました。さらに今日午前中は、富士山(山梨)、東方連山(長野)、浅間山(前橋)、武尊山(前橋)、白砂山(前橋)、男体山(宇都宮)、旭岳(山形)、瀧山(山形)、雁戸山(山形)、横津岳(函館)で初冠雪の発表がありました。今夜にかけて、北海道や東北から近畿北部の日本海側では冷たい雨や雪が降り、積雪となる所があるでしょう。車での移動は最新の交通情報を確認し、冬用タイヤやチェーンを用意してください。
一方、関東から四国の太平洋側や九州では広く晴れて、空気の乾燥が進むでしょう。午前中に東京と近畿では木枯らし1号が発表されましたが、午後も冷たい北風が吹きそうです。
最高気温は、北海道で5度ほど、東北で10度前後、関東から中国・四国で17度ぐらいと、昨日6日(水)よりガクッと下がり、立冬の暦通りの厳しい寒さとなるでしょう。夜はさらに冷えますので暖かくしてお過ごしください。
明日は冬型が解消して広く晴れるが沖縄は激しい雨に注意
明日8日(金)は、西から高気圧が張り出し、冬型の気圧配置は次第に解消されるでしょう。
北海道は朝まで雪や冷たい雨の降る所がありますが、回復へ向かいそうです。
東北北部は雲が取れづらいものの、東北南部から九州は広い範囲で晴れて、空気の乾燥が進むでしょう。ただ、午後は九州で雲が広がりそうです。
沖縄は気圧の谷の影響で、雨が降ったり止んだりで、雷を伴って激しく降ることがあるでしょう。沿岸の海域では波が高まり、うねりを伴ってしける所がありそうです。
明日も寒さ厳しい!関東~中国・四国では今季一番の冷え込みに
明日8日(金)は、放射冷却によって朝から気温が低く、昼間も北・東日本ではコートが必要な寒さでしょう。
朝の最低気温は、北海道が0度ほど、東北で5度前後と冷え込み、関東から中国・四国は広く10度を下回って各地で今季一番冷えそうです。今夜は暖かくしてお休みください。
日中の最高気温は、北海道が7度ほど、東北で12度ぐらい、関東や北陸、東海は15度前後と、一日を通して秋冬物のコートなど羽織物が必要な寒さとなるでしょう。近畿や中国・四国、九州北部も18度ぐらいで、昼間はカーディガンやパーカー、夜はさらに一枚羽織る物があると安心です。