台風の沖縄への影響は？明日にかけて大荒れ警戒
非常に強い台風21号は、今日31日(木)午前11時現在、沖縄の南海上を北西へ進んでいて、今日夕方にかけて、八重山地方に最も接近するでしょう。
八重山地方には暴風警報が発表されていて、雨や風が強まり、大荒れの天気となりそうです。
▼沖縄で予想される最大風速（最大瞬間風速）は以下の通りです。
・31日
宮古島地方20（30）メートル
八重山地方25（35）メートル
・1日
沖縄本島地方15（25）メートル
宮古島地方18（30）メートル
八重山地方23（35）メートル
▼沖縄で予想される波の高さ（いずれもうねりを伴う）は以下の通りです。
・31日
沖縄本島地方5メートル
宮古島地方8メートル
八重山地方10メートル
・1日
沖縄本島地方5メートル
宮古島地方7メートル
八重山地方8メートル
▼沖縄で予想される雨の降る量は以下の通りです。
・1日12時までの24時間
沖縄本島地方60ミリ
宮古島地方80ミリ
八重山地方150ミリ
今日31日(木)は八重山地方で暴風に警戒し、宮古島地方では強風に十分注意してください。
また、先島諸島の沿岸の海域ではうねりを伴い猛烈なしけとなっているため、明日1日(金)にかけて、うねりを伴う高波に厳重な警戒が必要です。
さらに、明日1日(金)にかけて、激しい雨や非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
連休初日は温帯低気圧に変わって西・東日本を通過！警報級の大雨のおそれ
今日31日(木)午前9時時点では、台風は明日1日(金)には台湾海峡から東シナ海へ進み、三連休初日の明後日2日(土)には温帯低気圧に変わる予想となっています。この低気圧は前線を伴って、文化の日の3日(日)にかけて西・東日本を通過するでしょう。また、低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となりそうです。
三連休初日の2日(土)は西日本を中心に大雨となり、九州など西日本では24時間で100～200ミリ前後の雨が予想されています。九州から関東・北陸で警報級の大雨のおそれがあり、九州北部では2日(土)にかけての総降水量が11月の平年ひと月分の降水量を超える大雨となる可能性がありますので、災害に警戒してください。さらに、文化の日の3日(日)にかけて全国的に風が強まり、荒れた天気となるでしょう。
三連休ということで旅行やお出かけを予定されている方も多いかと思いますが、出発地はもちろん、移動中や到着地の天気も確認してください。また、お出かけ前には最新の交通情報をみて、無理のないスケジュールを立てましょう。
