【気象予報士が解説】東京都心は週明けに最低気温10度の予想!気温と服装の目安は?

金木犀の香りも漂い秋らしさも感じられるようになってきましたが、この先1週間は気温変化に注意が必要です!このコラムでは、気象予報士が服装の目安を解説します。

気温の変わり目となる一週間!


都心の気温を確認すると、今週は日中25度以上の夏日となる日が続き、19日(土)は28度まで上昇するでしょう。ただ、20日(日)を境に本格的な秋の空気が流れ込み最高気温は週明けに20度前後となるでしょう。
最低気温は、週明け21日(月)頃に10度まで下がり、今シーズン初めてひと桁台となる可能性があります。

前線が気温変化のカギに!


気温が大きく変わるポイントとなるのは前線です。
土日が季節の変わり目で、前線通過後はグッと秋の本格的な空気が流れ込むでしょう。北海道では、山地を中心に平地でも雪になる可能性があり、関東も週明けに影響がありそうです。
ただ、この寒気の流れ込みは一時的になるでしょう。

【気温別】服装の目安は?半袖はタンスにしまって大丈夫?


気象庁から発表された「早期天候情報」によると、西日本は10月21日(月)頃から、東・北日本は22日(火)頃から、平年よりも高い気温が予想されています。
来週中頃以降は、関東をはじめ東・西日本は、最高気温が25度を超える日もあり、半袖の活躍する日もありますので、すべてタンスにしまわずに半分ほど秋服に入れ替えるのがおすすめです。
また、内陸部を中心に晴れる日は一日の寒暖差が10度以上となりますから、気温と服装の目安を参考にアイテムを組み合わせるとよいでしょう。

<画像引用>
気象庁「早期天候情報」(閲覧日2024年10月16日)
https://www.data.jma.go.jp/cpd/souten/?reg_no=0&elem=temp