季節は一歩前進!北海道は冬用タイヤの準備急いで
向こう1週間のポイントは、①天気が2~3日の周期変化となることと、②週末に寒気がグッと南下することです。
秋らしく低気圧がたびたび通過し、こんどの土日は全国的に雨や風が強まって、荒れた天気となる可能性があります。特に西日本では大荒れのおそれもあるため、最新の情報でご確認ください。
また、前線の通過後は冬のような寒気が流れ込みます。山地で雪の降る目安の寒気(上空1,500mで0℃以下)がこの秋初めて北海道付近まで南下。山地を中心に道北の平地でも雪が降りそうです。車を運転する予定の方は雪用タイヤへ履き替えを急ぎましょう。
週明けは体感ガラリ!衣替えは計画的に
この先1週間は北海道から北陸と関東で3日ごとに雨が降りやすく、次の雨のタイミングは19日(土)頃となりそうです。前線の通過時には雨脚や風が強まって、横殴りの雨になる可能性があります。また、前線通過後は北風に変わって、冷たい空気が流れ込み、北海道の山地を中心に平地でも雪の降る所があるでしょう。初雪が場合によっては積雪となる可能性もありますので、タイヤチェーンやストーブの準備など冬支度を急いでください。
朝の最低気温は、北海道は5度ぐらいの所が多いものの、週明け21日(月)は旭川で0度の冷え込みが予想されています。東北も10度前後で、東北北部では5度を下回る日もありそうです。北陸と関東は15度ぐらいですが、20日(日)から21日(月)は10度ぐらいまで下がるでしょう。長袖長ズボンのパジャマに変えたり、毛布を用意したり、睡眠環境を冬へ向けて切り替えていくとよさそうです。
日中の最高気温は、北海道が15度ぐらい、東北で20度前後、北陸と関東は25度ぐらいでしょう。週明けはガラッと空気が入れ替わり、都心も20度に届くかどうかと、昼間もひんやりとした体感に変わりそうです。
週末は西日本で大荒れに!暑さはようやく落ち着く
東海から西日本は太平洋側で湿った空気が流れ込み、雲が多く、雨の降る日もあるでしょう。日本海側は晴れ間が比較的出ますが、19日(土)は傘の出番となりそうです。19日(土)頃は雨や風が強まって大荒れとなり、交通機関に影響の出る可能性もあります。20日(日)は晴れて、お出かけ日和や洗濯日和になるでしょう。
最低気温・最高気温ともに週末にかけて下がっていく予想となっています。今週は、朝の最低気温が20度ぐらい、日中は25度を超える日も多く、九州では真夏日になる所もあるでしょう。季節外れの熱中症にご注意ください。週明けは体感が変化し、最低気温は15度以下になる所もあり、日中は25度に届くかどうかに。雨が降るとさらに気温が低くなりますので、薄手のコートなど秋服を少しずつ用意していきましょう。
沖縄・奄美は晴れ間の出る日が多く、日中は30度以上の真夏日になりそうです。