週間天気 秋雨前線が南北に移動を繰り返し全国的に雨が降りやすい!前線の位置次第で気温は急激に変化

前線や台風の影響で全国的に雨の降りやすい1週間に

この先は、本州付近に秋雨前線が南北に移動を繰り返しながら停滞し、北海道から九州は雨が降りやすいでしょう。湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となりやすく、雷を伴って雨脚の強まる所があり、前線周辺や太平洋側の地域でまとまった雨となる可能性があります。最新の情報を確認し、大雨に備えてください。
沖縄は5日(土)頃にかけて台風18号や台風から変わる熱帯低気圧の影響で、雨風が強まり、荒れた天気となる可能性があります。

雨が降りやすく、関東は気温のアップダウン大きい!


今日2日(水)は東北太平洋側や関東で晴れ間の出ている所がありますが、夜にかけて日本海側から前線が南下し、明日3日(木)は低気圧を伴って再び北上して、その後は本州付近に前線が停滞しそうです。
このため、北海道から関東・北陸は雨の日が多く、前線周辺や前線南側の地域では雷を伴って雨脚の強まる所があるでしょう。平年の東京都心では10月上旬は1年で最も雨量の多い時期で、9月26日発表の最新の1か月予報では10月の雨量は平年並か多くなる予想となっています。雨への備えを見直しましょう。
最高気温は前線の位置によって大きく変わりそうです。前線北側は秋の涼しい空気が吹きますが、南側では夏の湿った空気が流れ込みます。このため、北海道は20度前後にとどまり、東北や北陸も25度ぐらいの日がほとんどでしょう。一方、関東は3日(木)や9日(水)は気温が大幅に下がるものの、そのほかは30度前後まで上がってムシムシしそうです。気温のアップダウンが大きいため、衣替えは段階的に進めて、服装選びにご注意ください。

西日本は度々大雨の可能性!沖縄は台風の影響に警戒


西日本では、明日3日(木)にかけて、前線が南下のち北上するため、大雨となるでしょう。土日以降も、東海や西日本はすっきりしない天気が続き、8日(火)から9日(水)は前線が再び南下してまとまった雨となる可能性があります。
沖縄は5日(土)頃にかけて、台風の影響を受けるでしょう。先島諸島を中心に雨や風が強まって荒れた天気となるおそれがあります。うねりを伴った高波に警戒し、強風、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒してください。その後は晴れ間が戻りそうですが、南海上は台風の発生しやすい状態が続きそうです。
最高気温は雨でもなかなか下がらず、30度前後の日が多いでしょう。ただ、近畿北部から九州北部の日本海側では4日(金)にかけてと8日(火)以降、太平洋側でも9日(水)は25度ぐらいにとどまりそうです。体調管理にご注意ください。