今日は東北~九州で大雨のおそれ 命を守る行動をとって
3連休中日で秋分の日の今日22日(日)は、発達した低気圧からのびる前線が本州を南下するでしょう。また、この低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となりそうです。
東北から九州では広い範囲で雨となり、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。近畿南部や九州では、あと数時間は非常に激しい雨の降るおそれがあります。
予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
【22日12時から23日12時までの24時間】
東北地方 100ミリ
関東甲信地方 60ミリ
北陸地方 80ミリ
東海地方 80ミリ
近畿地方 80ミリ
四国地方 150ミリ
九州北部地方 80ミリ
九州南部 150ミリ
【23日12時から24日12時までの24時間】
九州南部 120ミリ
すでに災害の発生している石川県は災害発生のリスクがさらに高まる可能性がありますので、引き続き命を守る行動をとってください。そのほかの地域でも大雨災害に警戒が必要です。
最高気温は、北海道や東北が20度ほど、北陸で25度ぐらい、関東から沖縄は30度前後と、各地で気温がトーンダウンし、北海道や東北は10月並となるでしょう。
明日は広く天気回復!復旧作業は安全確保を
3連休最終日の明日23日(月休)は、前線が南下して南西諸島付近に停滞し、西から高気圧に覆われるでしょう。このため、東北や北陸は午前中心に雨が降りますが、次第に回復へ向かいそうです。北海道、関東から九州北部は所々で雨が降りますが、広い範囲で朝から晴れるでしょう。
一方、九州南部や沖縄は、前線が掛かるため、雨が降りやすく、雷を伴って雨脚の強まる所がありそうです。
なお、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所や増水している河川では、引き続き災害に警戒・注意が必要です。危険な場所へは近づかないようにし、復旧作業は安全を確保してください。
北日本は10月並の涼しさ 関東以西も異例の暑さは落ち着く
明日23日(月休)は、北側の地域ほど秋の空気が流れ込むでしょう。
朝の最低気温は、北海道が10度前後、東北北部で15度ぐらい、東北南部や北陸、関東北部は20度に届くかどうかで、北側の地域ほどヒンヤリと感じられそうです。関東南部から九州は24度ぐらいで、ジメジメするでしょう。
日中の最高気温は、北海道や東北北部で20度前後、東北南部、北陸は25度ぐらいとなりそうです。関東から沖縄も30度前後と、晴れてもこれまでのような異例の暑さはとはならないでしょう。この先は服装選びに注意が必要です。