台風10号はゆっくり北上！少しの雨でも災害に厳重警戒
今日1日(日)のこのあとは、台風10号が熱帯低気圧に変わりながら東海や近畿に接近するでしょう。
台風や熱帯低気圧からは暖かく湿った空気が流れ込み、関東から近畿の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となり、局地的に滝のような雷雨となる可能性があります。特に神奈川県や静岡県では、これまでの記録的な大雨によって、地盤が緩んでいます。少しの雨でも崖が崩れる可能性がありますから、引き続き崖や川など危険な場所には近づかないようにしてください。
東北南部は前線の影響で雲が多く、所々で激しい雨や雷雨となりますが、北海道や東北北部、中国・四国から沖縄は広く晴れるでしょう。
明日は前線が通過！外出に傘は必要？
明日2日(月)は本州付近を前線が通過しそうです。北海道から近畿は雲が多く、前線通過のタイミングで雨脚が非常に激しくなったり、雷を伴ったりするでしょう。朝の通勤・通学の時間帯は東北から北陸、近畿で、お帰りの時間帯は北海道や東北、関東で激しい雨が降る可能性があります。雷雲の近づくサインに気づいたら頑丈な建物の中に入り、雨宿りをしてください。
中国・四国から沖縄は広く晴れますが、朝晩は雨のぱらつく可能性がありますので、こちらも折り畳みの傘があると安心です。
日中はかなりの蒸し暑さ！熱中症の対策は引き続き万全に
9月に入ったからと言って暑さに油断できません！
明日朝の最低気温は、北海道が18度前後、東北から沖縄は26度ぐらいの所が多いでしょう。夜間も冷房を使用するなど熱中症対策を意識してください。
日中の最高気温は、北海道と東北北部は30度前後と今日より3度ほど低くなりそうです。東北南部から九州は33度ぐらいですが、かなり蒸し暑くなるでしょう。東北や西日本の内陸部では猛暑日地点もあり、厳しい残暑に警戒が必要です。
