今夜は関東に台風の一番外側の雨雲掛かり始める
今日15日(木)のこのあとは東北から九州は雲が目立つものの、晴れ間が出るでしょう。ただ、大気の状態が不安定で、午前中からすでに雨雲や雷雲が発生していますが、引き続き激しい雨や雷雨による天気の急変にご注意ください。また、東海から九州では今日も体温を超えるような暑さが予想されていますので、屋外レジャーを予定している方は、飲み物を持ち歩き、こまめな水分補給を心掛けてください。
気になる台風7号ですが、午前9時現在、小笠原近海を北上中で、今夜にも関東に台風の一番外側の雨雲が掛かり始め、影響が出そうです。大雨の備えはそらくらの「もしもの防災」を参考に急いで見直しましょう！
北海道は台風5号から変わった熱帯低気圧の影響で、雨が降ったり止んだりでしょう。
明日は東海～東北で猛烈な雨や風に！お盆のUターン計画は慎重に
明日16日(金)は強い台風7号の影響で、関東は大荒れの天気が予想されます。
関東や伊豆諸島では瞬間的に60メートルの猛烈な風が吹き荒れるほか、関東地方の多い所で、明日昼前までに200ミリ、その後明後日昼前にかけてさらに200ミリとなっていて、大雨が予想されています。8月1か月分の雨の量のおよそ2倍の降水量が一日で降る可能性があり、大雨災害発生のリスクが高まります。災害に厳重に警戒するとともに、東海道新幹線をはじめすでに計画運休が発表され、大幅に交通機関のダイヤが乱れるおそれもありますので、安全な場所に留まるようにしてください。
北海道は雲が多く、道東を中心に所々で雨が降り、北陸も新潟県や富山県は夜に本降りの雨となりそうです。西日本は晴れる所が多いですが、近畿や九州は山沿いを中心に雷雲や雨雲が発生し、激しい雷雨になる所もあるでしょう。
お盆明けに向けて生活リズム整えて！
晴れ間の出る西日本を中心に体温超えの暑さが続くでしょう。例年、お盆明けは熱中症による救急搬送者数が増える時期です。お盆の長期間のお休みという方は、夜更かしの生活から少しずつ普段の生活リズムに戻すことを意識しましょう。
＜明日朝の最低気温＞
北海道で20度前後、東北から沖縄は27度ぐらいで、夜は寝苦しい状態が続くでしょう。冷房はつけっぱなしにするなど、就寝中も熱中症対策を意識してください。
＜明日日中の最高気温＞
北海道は25度前後の所が多いですが、紋別は20度に届かない一方、札幌は30度と真夏日になる予想で、道内では気温差が大きくなるでしょう。台風が接近する東北や関東、北陸は30度ぐらいにとどまりますが、東海や西日本は35度以上の所が多く、体温並みの暑さが続きそうです。
