今日11日・明日12日の天気予報 台風5号は東北直撃!線状降水帯予想で長引く大荒れに厳重警戒

今日日中までに東北では台風対策を!


山の日の今日11日(日)午後は、三陸沖を北上する台風5号の影響で、東北ではしだいに大荒れの天気になるでしょう。このあと夕方以降は、東北太平洋側から台風本体の活発な雨雲が掛かり始めそうです。あさって13日(火)にかけて大雨が続き、総雨量が8月の1か月分の降水量を超える記録的な大雨となるおそれがあります。今夜から明日午前中にかけては線状降水帯の発生が青森県、岩手県、宮城県で予想され、大雨災害の発生の危険が急激に高まるおそれがあります。また、風が非常に強まって、沿岸では暴風が吹き荒れそうです。大荒れの天気に厳重に警戒し、今日日中までに、避難経路を見直したり、ご家族で大雨の警戒レベルを確認したり、対策を検討しましょう。
北海道は前線の影響を受け、太平洋側やオホーツク海側で雨が続きますが、日本海側は晴れ間が出そうです。関東から沖縄は概ね晴れますが、関東は山沿いや茨城県、千葉県を中心に激しい雨や雷雨の可能性があり、天気の急変にご注意ください。また、関東地方を中心に40度近い危険な暑さが予想され、千葉県鴨川のアメダスでは、午前中時点ですでに観測史上1位を更新する記録的な暑さになっています。できる限りの熱中症対策を行いましょう。

大荒れは長期化か?お盆の交通機関に影響大!


振替休日の明日12日(月・休)は台風5号が東北に上陸する見込みです。今回の台風のポイントは移動速度が遅く、大雨や暴風が長期間続くことです。
東北は暴風雨が予想されますので、三連休最終日やお盆期間中で移動を予定されている方は、最新の交通情報も確認し、なるべく安全な場所で過ごすように計画を立ててください。北海道や新潟県、関東北部も雨や風が強まるため、荒天に注意してください。
富山県から山陰も雲が多く、所々で雨が降るでしょう。関東南部から四国と九州は晴れ間も出ますが、天気急変の可能性がありますので、屋外レジャーに注意してください。

関東や九州は体温超えの危険な暑さ!車内も熱中症対策を


<明日朝の最低気温>
北海道が20度前後、東北から沖縄は25度ぐらいでしょう。今夜も熱帯夜になる所が多くなりますので、就寝中も冷房はつけっぱなしにしてください。
<明日日中の最高気温>
北海道と東北は30度前後ですが、雨が続く太平洋側では暑さがトーンダウンしそうです。北陸から山陰は32度ぐらい、関東から沖縄は35度前後まで上がり、内陸部では体温並みや体温超えの暑さが予想されています。渋滞中の車内は熱中症リスクが高まりますので、トイレを気にせず、こまめな水分補給を意識してください。また、ドライバーの方も集中していると脱水に気づかないことがあります。助手席の方が配慮をするよう意識しましょう。