今週末から始まる3連休は、ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(以下ロッキン)の後半戦が開催されますが、日本付近は海面水温が高く、この先は熱帯低気圧や低圧部が台風に発達する可能性もあり、天気が読みづらくなっています。
会場となる千葉市蘇我スポーツ公園の前半2日間を振り返りつつ、後半戦の天気を確認していきましょう。
ロック・イン・ジャパン・フェスティバルとは
ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(以下、ロッキン)は、2000年に茨城県の国営ひたち海浜公園で始まった、日本最大級の音楽フェスティバルです。2019年までは茨城県の国営ひたち海浜公園で開催されていましたが、2022年からは千葉県千葉市の蘇我スポーツ公園が会場となり、都市型フェスとして生まれ変わりました。(※2020年・2021年はコロナの影響で開催中止)
当初は2日間の開催でしたが、2001年からは3日間、2014年からは4日間(2週に分割)と開催日が増え、2019年以降は2週・5日間にわたって開催されている一大イベントです!
2024年ロッキン前半戦の天気を振り返る
まずは2024年のロッキン前半戦の天気を振り返っていきましょう。
先週末の前半2日間は、南海上に低圧部や熱帯低気圧があったものの、関東付近への直接的な影響はなく、晴れて気温が上昇しました。
1日目の8月3日(土)は、よく晴れて日差しが照り付けました。気温がグングン上がり、千葉県・千葉のアメダスでは14時21分頃に最高気温34.5℃を観測しています。夜にかけても気温が下がらず、暑さで体力を奪われる一日となりました。
2日目の4日(日)は、午後は多少雲が出たものの、よく晴れて強い日差しが届きました。千葉県・千葉のアメダスでは13時頃に最高気温35.6℃を観測し、当初の予想より日差しが出たため、初日よりも気温が上がって猛暑日となってしまいました。
2024年ロッキン後半戦の天気はどうなる?この先は台風が発生しやすい?
明日6日(火)に本州の東海上に低圧部が発生する予想となっています。この低圧部は予想のばらつきが大きく動向が不確実となっていて、発達して関東へ近づく可能性もあります。また、日本付近は海面水温が高く、熱帯低気圧や低圧部が台風に発達する可能性もあります。この先の天気は予報が大きく変わる可能性があるため、最新の気象情報をこまめに確認するようにしてください。
それでは5日(月)現在の、2024年ロッキン後半戦の会場周辺の天気を見ていきましょう!
10日(土)は、晴れ間がありますが、大気の状態が不安定で、午後は雲が目立ち、急な雨や雷雨の可能性があります。最高気温は34℃ぐらいと、後半戦3日間で最も暑くなるでしょう。最大限の熱中症対策が必要です。
山の日の11日(日・祝)は、雲に覆われて、雨が降ったり止んだりでしょう。予想よりも雨雲が発達すれば大雨となる可能性もあります。最高気温は32℃前後で、レインコートを着ることも考慮し、風通しのよい素材の服装を選ぶとよいでしょう。
振替休日の12日(月・休)も、断続的に雨が降り、大雨となる可能性があります。前日からの雨で、会場は足元が悪くなっている可能性がありますので、トレッキングシューズや長靴を用意しておくと安心でしょう。最高気温は32℃ぐらいで、引き続き蒸し暑くなりそうです。熱中症対策も万全にしてください。
2024年の夏フェス最新情報や、服装や持ち物、雨や暑さ、強風対策については、こちらで解説しています!フェスへ行く前に確認し、事前準備や当日の安全確保にお役立てください!
<参考>
・ROCK IN JAPAN FESTIVAL公式サイト
https://rijfes.jp/
・気象庁 過去の気象データ検索
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php