週間天気 梅雨明け続々発表か?猛烈な暑さが戻って熱中症に厳重警戒!南海上は台風の発生しやすい状態続く

猛烈な暑さで梅雨が明けたら熱中症に厳重警戒!

今日17日(水)は、九州南部で平年より2日遅く、昨年より8日早い梅雨明けの発表がありました。梅雨前線は東日本にのびていますが、太平洋高気圧の張り出しが強まるため、次第に北上して、この土日にかけて東北付近に停滞するでしょう。東・西日本を中心に続々梅雨明けが発表される可能性があり、この先は猛烈な暑さに一層の警戒が必要です。例年では梅雨明け直後は熱中症の搬送者が増える時期ですので、最大限の対策をしてください。
また、南海上には台風のたまご=熱帯低気圧の前身となる熱帯擾乱(じょうらん)がみられ、海面水温が高いため、この先も台風の発生しやすい状態が続くでしょう。太平洋高気圧の張り出しが強ければ、本州付近への影響は少ないものの、暖かく湿った空気がもたらされることで気温上昇や急変の可能性があり、また沖縄は荒れた天気となるおそれもあります。今後の動向に注意が必要です。

北海道~北陸は雨続くも関東は梅雨明け近い


北海道や東北、北陸は、低気圧や梅雨前線の影響を受けやすいため、雲が多く、22日(月)頃までは雨が降りやすいでしょう。23日(火)は回復傾向で北陸は晴れ間が戻りますが、西から前線を伴った低気圧が近づくため、24日(水)は北海道や東北の日本海側で雨が降りそうです。
関東は、明日18日(木)は次第に晴れ間が出て、その先は日に日に日差しが強まるでしょう。今週には梅雨明けとなる可能性がありますが、気温の上がる午後は大気の状態が不安定となりやすいため、急変に注意が必要です。
最高気温は、北海道や東北、北陸で30度ぐらいの日が多く、晴れると33度ぐらいまで上がるでしょう。関東は気温がワントーン上がり、猛暑日地点が増え、内陸部では体温並の危険な暑さとなる可能性があります。熱中症に厳重な警戒をしてください。

東海~九州北部も梅雨明け目前!猛暑日や熱帯夜が続く


明日18日(木)から19日(金)は九州北部や中国・四国で雨が降りやすいものの、この先は晴れる日が多いでしょう。東海から九州北部でも梅雨明けが目前となり、来週は日差しが一層強まりそうです。沖縄は夏空が続くでしょう。ただ、東海から沖縄も、気温の上がる午後は大気の状態が不安定となりやすいため、空模様の変化にご注意ください。
最高気温は35度前後まで上がり、最低気温も28度ぐらいと、一日を通して熱中症のリスクが高くなるでしょう。喉が渇く前に水分補給をし、汗をかいたら塩分もとってください。就寝時はなるべくエアコンをつけっぱなしにしましょう。