太平洋側では夜にかけて強まる雨風に警戒
今日11日は、梅雨前線が本州付近を南下し、前線の活動が活発になっています。このあとは、九州～東北南部で雨が降りやすく、特に、九州や、四国～関東など太平洋側では夜にかけて活発な雨雲が掛かり、大雨災害や落雷、竜巻などの激しい突風に注意・警戒が必要です。南西風も強まるため、横殴りの雨にご注意ください。詳しい雨のピークや大雨対策は、こちらで解説しています。また、北陸など日本海側も、これまでの雨で土砂災害の危険度が高まっているため、山や崖にはできるだけ近づかないようにしましょう。一方、北海道や沖縄は晴れ間がありますが、急や雨や落雷にご注意ください。
明日は九州～関東の太平洋側中心に雨
明日12日は、梅雨前線が本州の南岸付近に停滞するため、九州～関東の太平洋側を中心に雨が降り、九州北部では明け方までをピークに非常に激しい雨が降るでしょう。九州や四国では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があるため、明日にかけて土砂災害に注意・警戒してください。一方、北陸や東北、北海道は日差しが届きますが、午後は北陸の山沿いや北海道で雨や雷雨になる所がありそうです。沖縄は、晴れ間の出るタイミングもありますが、雨雲や雷雲の掛かやすい状態が続くため、天気の急変にご注意ください。
不快な蒸し暑さ続く 除湿＋冷房を使って
＜明日12日の最低気温＞
北海道が18度ほど、東北が20度ぐらい、関東～九州は24度前後で、今朝と同じか少し低くなるでしょう。沖縄は29度ぐらいで、寝苦しい夜が続きそうです。
＜明日12日の最高気温＞
北海道で26度ぐらい、関東～九州は30度前後まで上がり、日差しが少なめでも蒸し暑さが続くでしょう。北陸や東北も30度ぐらいで、今日より2度前後高く、日差しが照り付けると熱中症の危険度がさらに高まりそうです。沖縄は34度前後と、危険な暑さが続くため、除湿器や冷房を使い、涼しい場所でお過ごしください。
