【大雨情報】荒天はいつまでで今後の大雨のタイミングは?警報級の大雨のエリアや期間を解説!

今日午前中は福岡県や山口県で非常に激しい雨に!全国的に雨風強まって通勤通学を直撃

今日1日(月)午前中は、北海道から九州で広く雨となり、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降りました。風も強まって、朝の通勤や通学の時間帯を直撃しました。
午前11時時点で全国の降水量の観測値(1時間降水量の日最大値)は多い所から以下の通りです。
福岡県宗像 65.5ミリ(6時23分まで)※7月の1位の値を更新
山口県東厚保 59.0ミリ(3時33分まで)
福岡県八幡 58.5ミリ(7時31分まで)
福岡県黒木 55.0ミリ(10時33分まで)
山口県鹿野 53.5ミリ(3時43分まで)

今夜から明日午前中も雨が強まる!大雨に警戒が必要なエリアと期間は?

午前11時現在、東北から九州では日本海側の地域を中心に大雨警報が発表されていて、土砂災害警戒情報の出ている地域もあります。
北海道や東北では、雨のピークは過ぎましたが、低気圧の通過に伴って、この後も明日2日(火)昼過ぎにかけて風の強い状態が続くでしょう。
北陸や関東から九州は、この後も雨が降り、雨は強弱を繰り返しそうです。ただ、北陸の雨は今夜には一旦止むでしょう。太平洋側の地域では南西の風が強く、沿岸部では横殴りの雨となりそうです。なお、早くも次の低気圧が接近するため、日本海側の地域を中心にこの先も大雨に警戒が必要です。
予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。

<1日6時から2日6時までの24時間>
九州北部地方 200ミリ
東海地方、近畿地方、中国地方 150ミリ
北陸地方、四国地方 100ミリ

<2日6時から3日6時までの24時間>
中国地方 100ミリ
近畿地方 80ミリ
北陸地方、東海地方 60ミリ

<3日6時から4日6時までの24時間>
北陸地方 120ミリ

続く大雨で災害発生のリスクが高まりますので、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、大気の状態が不安定となるため、落雷や突風、竜巻にも注意が必要です。

今後の大雨のタイミングはいつ?九州南部は梅雨明けが近いか?

本州付近に梅雨前線が停滞し、度々前線上を低気圧が通過するため、本州付近はこの先も雨が降りやすく、雨脚の強まるタイミングがあるでしょう。1日(月)現在、3日(水)から4日(木)と、7日(日)から8日(月)頃は、本州付近を低気圧が通過する予想となっています。
その先も梅雨前線は南北に移動しながら停滞しますが、来週後半は北上する可能性もあります。梅雨明けの時期は平年(1991-2020年)では、関東甲信から中国地方、九州北部で7月19日頃、四国で7月17日頃、九州南部は7月15日頃です。
九州南部では今週は晴天が続いて梅雨の中休みとなりますが、来週は再び雨が降りそうです。ただ、梅雨も後半となり、来週以降は夏の兆しを感じられる所があるかもしれません。