山地を中心に大雪!最新の雪の降る量は?
南岸低気圧が発達しながら本州南岸付近を通過していて、明日6日朝には関東の東に達しそうです。
上空の寒気が加わる影響もあり、関東甲信では広く雨や雪が降っています。この後、夜の時間が進むにつれ、山沿いや山地では降り方が雨から雪へと変わり、大雪になる所があるでしょう。
関東甲信で予想される降雪量については、いずれも多い所で、以下の通りです。
東京都も多摩西部を中心に雪の混じった雨が降りやすいでしょう。南岸低気圧の動向次第では、夜の気温がグッと下がり、雪の降る範囲の広がる可能性があります。夜遅くに帰宅される方や早朝から動かれる方は、最新のお天気ニュースを欠かさずにチェックするようにしてください。
暦では春の開始も雪への備え忘れずに!峠道のスリップ注意
今日5日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」で、冬眠中の虫が活動し春の動きが始まる頃合いとなりますが、暦に反して、南岸低気圧などのイベントが起きる際は3月のこの時期も関東や甲信では雪に対する備えが必要となります。以下の防災事項について、準備などが必要かどうか念のため確認しておくとよいでしょう。
雪の防災事項
①積雪に交通障害や路面凍結に注意・警戒が必要です(特に峠道はスリップに注意してください)。
チェーンや徐行運転が必要となる場合もあるため、時間に余裕をもって行動するようにしてください。
②ビニールハウスなどの倒壊に対する備えをしておきましょう。
③架線や電線、樹木への着雪に注意が必要です。
その他、雪に関する詳しい防災解説はこちらのコラム一覧からも確認してみるとよいでしょう。