3月スタートは北~西日本で雨や雪の影響大
週末頃は、本州南岸付近を低気圧が通過し、次第に冬型の気圧配置が強まるでしょう。3月スタートの1日(金)は東・西日本太平洋側を中心に活発な雨雲が掛かりそうです。大雨になる所があるため、土砂災害や川の増水などの大雨災害に注意してください。その後、週末の2日(土)頃までは上空の寒気もグッと南下するため、北日本の広い範囲で、東・西日本の日本海側も山地を中心に雪が降るでしょう。北西の風が強まり荒れた天気となるため、雪による見通しの悪化や急な積雪による交通障害に注意が必要です。大雨や大雪に関する防災情報はこちらから。
ひな祭りの3日(日)は東・西日本の太平洋側では貴重な日差しが期待できますが、週明けは再び西から前線の影響を受けるため、全国的にぐずついた天気となるでしょう。
気温のポイントは、2日(土)に東北から九州で前日からガクッと低くなりそうです。風を通さない上着でうまく調節すると安心でしょう。
週末は関東で大雨 北日本や北陸は大雪に注意
<北日本・関東甲信・北陸>
明日29日(木)から天気が下り坂へ向かい、週末は各地で雨や雪が降るでしょう。特に、1日(土)午前中は、関東南部を中心に急な強い雨に、北日本や関東の山沿いでは活発な雪雲が流れ込みそうです。午前中の気温の低い時間帯は、東京都心でも冷たい雨に雪の混じる可能性があります。最新の天気予報をチェックするようにしましょう。
その後も4日(月)にかけては、北日本日本海側や北陸で北西風の強い状態が続き、荒天や大雪になる所がありそうです。関東は2日(土)からは晴れ間が出ますが、来週中頃は再び傘が必要となるでしょう。
向こう一週間の最高気温は、北海道が1度前後、東北や北陸で8度ぐらい、関東は11度前後となる日が多くなりそうです。ポイントは、2日(土)の東北や北陸、関東では、前日からガクッと下がるため、気温の急な変化に注意してください。
3月は各地雨スタート 雨上がりは花粉対策万全に!
<東海・西日本・沖縄>
明日29日(木)からは雲に覆われ、西から雨の範囲が広がるでしょう。近畿や中国地方の山地では雪の降る所があるため、峠道の運転にお気をつけください。2日(土)までは、山陰や近畿北部で雪が続きますが、太平洋側では次第に晴れる地域が増えそうです。3日(日)のひな祭りは、各地で晴天となるでしょう。一方、週明けからはくもりや雨の天気となり、再び傘の出番となりそうです。
向こう一週間の最高気温は、東海から九州で12度前後、沖縄は20度ぐらいとなるでしょう。2日(土)は東海から九州では10度を下回る所が多く、晴れる地域でも北風が冷たく感じられそうです。雨上がりは花粉の飛散量が増えるため、花粉症の方はマスクやメガネに加え、ツルツルとした上着で調節するなど、対策を万全にしてください。