週間天気 3月スタートは『寒気』南下!雪エリア拡大と厳しい寒さに注意

寒さ続くもスギ花粉の飛散は『ピーク』に迫る

この先1週間は短い周期で天気が変化するでしょう。次に広く雨や雪が降るのは低気圧が発達しながら通過する29日(木)から3月1日(金)となりそうです。この低気圧の通過後は、平地で雪の降る目安となる寒気(上空約1,500m付近で-6℃以下)が本州付近をすっぽりと覆い、日本海側では雪の強まる所があるでしょう。
また、気温は全国的に平年並か平年より低いものの、気温の平年値が日に日に上昇しているため、晴れる日を中心に、飛散量がピーク時期に迫るスギ花粉が多く飛びそうです。花粉症の方は、対策を万全に行ってください。

厳しい寒さ続き冬コート活躍

<北日本と関東甲信、北陸>
27日(火)頃にかけては、東北や北陸で雪が続くでしょう。風も強まって、見通しの効きにくい所がありますので、吹雪などにご注意ください。今週中頃は高気圧に覆われ、日本海側も含め一旦晴れ間が出ますが、週末は再び低気圧が接近し、雨や雪が降るでしょう。土日は真冬の寒気が流れ込み、日本海側では積雪が一気に増えるおそれもありますので、最新の情報を確認するようにしてください。
日中の最高気温は、北海道が0度前後、東北や北陸で7度ぐらい、関東は10度を少し超える程度にとどまりそうです。先週は東京都心で汗ばむ陽気となった日もありましたが、今週は厳しい寒さが続くでしょう。お出かけは冬コートやダウンコートがおすすめです。

スギ花粉『非常に多く』飛ぶ地域も!対策万全に

<東海と西日本>
週明け26日(月)には天気が回復し、28日(水)頃まで晴れるでしょう。ただ、晴天は長くは続かず、29日(木)は広く雨が降りそうです。その後、強い寒気が流れ込むため、2日(土)は雪雲の流れ込む所があり、山陰は平地で、近畿や四国の山地でも雪の降る可能性があります。こんどの土日に車で峠越えを予定している方は、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤが必要になるでしょう。
日中の最高気温は、雨の降る日は10度に届くかどうかと、吐く息が白くなるような寒さになりそうです。晴れる日を中心に、スギ花粉が『非常に多く』飛ぶ地域もありますので、花粉症の方はお薬を服用するなど、万全の対策を行ってください。
<沖縄・奄美>
向こう1週間、雲の多い天気が続き、週末は雨の降る日もあるでしょう。最高気温は22度ぐらいですが、次の土日は、那覇で20度に届かず、ひんやりとした体感に変わりそうです。