日本海側中心に暴風や高波に警戒
高気圧に覆われるため、東北南部から九州、沖縄では日中は日差しが届き、お出かけ日和となるでしょう。ただ、前線を伴った低気圧が近付くため、夜は雲が広がり、夜遅くは日本海側で雨の降る所がありそうです。
北海道日本海側や東北北部は、一日を通して雲が多く、午後は西から雪の範囲が広がるでしょう。
また、北日本～東日本では、16日頃にかけて非常に強い風が吹き、海上では大しけとなりそうです。
予想される最大風速（最大瞬間風速）は以下の通りです。
＜14日＞
北陸地方 20メートル（30メートル）
北海道地方、東北地方 18メートル（30メートル）
＜15日＞
北海道地方 20～24メートル（30～40メートル）
東北地方、北陸地方 15～19メートル（25～35メートル）
暴風や高波に警戒してください。
さらに15日から16日は、冬型の気圧配置が強まるため、北日本や東日本の日本海側を中心に大雪となり、荒れた天気のおそれがあります。
予想される雪の降る量はいずれも多い所で以下の通りです。
＜14日18時までの24時間＞
北陸地方 20センチ
北海道地方 15センチ
＜15日18時までの24時間＞
北海道地方 40～60センチ
北陸地方 20～40センチ
＜16日18時までの24時間＞
北陸地方 60～80センチ
北海道地方 30～50センチ
雪が小康状態となる14日の早い時間のうちに除雪作業をし、大雪や暴風への備えを進めてください。
朝は水道管や路面の凍結に注意
最低気温
北見で氷点下20度、札幌は氷点下5度ほどとなるでしょう。東・西日本も氷点下となる所が多く、13日よりグッと冷え込みそうです。
放射冷却が強まるため、水道管や路面の凍結による交通障害に注意してください。
最高気温
北海道が氷点下2度ほど、東北南部から近畿で10度ぐらい、中国・四国・九州は13度前後となりそうです。
夜は広い範囲で風も強まるため、寒さ対策をしっかりとしましょう。
晴れる地域は洗濯のチャンス
日差しの届く東北南部から九州、沖縄は、洗濯日和となるでしょう。
北海道日本海側や東北北部は雲が多いため、部屋干しが良さそうです。
