勤労感謝の日を境に冬型の気圧配置が強まり、荒天に
週の前半は移動性の高気圧に広く覆われるため、広く穏やかに晴れるでしょう。ただ、週後半の23日(木)の勤労感謝の日からは、天気は下り坂で、低気圧が急速に発達し、強い冬型の気圧配置となるため、全国的に雨風が強まり、荒れた天気になりそうです。また、平地で雪が降る目安を薄い紫色で着色していますが、強い寒気が到来し、北日本や東・西日本の日本海側では積雪となる所もあるでしょう。
日本海側は週前半の日差しを有効活用して
21日(火)から22日(水)にかけては、移動性の高気圧に覆われるため、雨やくもりの続いている北日本の日本海側や北陸でも穏やかに晴れるでしょう。貴重な日差しとなりますので、冬物の洗濯や布団干しなど有効に活用してください。
23日(木)は日本海側から雨が降り出し、土日は雪に変わるでしょう。同時に風も強まるため、ふぶきや凍結に注意が必要です。一方、関東などの太平洋側では晴天が続きますが、週後半ほど風が強く、乾燥が進むでしょう。
日中の最高気温は23日(木)までは、北海道で10度を超え、東北や関東、北陸でも20度近くまで上がり、暖かくなるでしょう。ただ、25日(土)以降は気温がグッと下がり、北海道は0度前後、関東でも10度ぐらいと、真冬の寒さになるため、体調管理にお気を付けください。
週後半は西日本の山地を中心に再び積雪の可能性
22日(水)にかけては、風も弱く穏やかに晴れ、紅葉狩り日和になるでしょう。ただ、週後半の23日(木)以降は、沿岸部を中心に風が強まり、日本海側ではくもりや雨のぐずついた天気になりそうです。特に土日は雨が雪に変わり、山地を中心に再び積雪となる可能性があります。冬用タイヤなどの装着は早めに済ませておきましょう。
日中の最高気温は、23日(木)頃までは20度超え、暖かく感じられますが、土日は東海や近畿、中国地方で12度前後と寒くなりそうです。
