<この先の天気のポイント>
雨で季節前進!衣替えの目安は?
この先1週間は低気圧や前線の影響を受けやすく、雨の降るタイミングがありそうです。
4日(水)頃は北海道の北を低気圧が発達しながら通過し、本州の南海上も前線上の低気圧の影響も受けるため、広く雨が降るでしょう。また、こんどの3連休は、秋雨前線が北上し、西日本で雨が降りやすくなりそうです。このタイミングで上空には山地で雪の降る目安の寒気(上空1500m付近で0度以下)が北海道付近に南下するでしょう。気温の傾向と衣替えについては、そらくらのこちらのコラムでもチェックしてみてください。
なお、台風14号は今週中頃に沖縄県に接近し、大荒れの天気になるおそれがあります。
3連休は北海道の山間部で「雪」の可能性
北海道と東北北部、北陸は、くもりや雨の日が多いでしょう。5日(木)から6日(金)は北日本では荒れた天気になる可能性があります。東北南部と関東は、晴れ間の出る日が多いものの、4日(水)頃は関東で雨が降りやすくなるでしょう。
今週の気温傾向は日に日に低くなってきそうです。3日(火)頃までは、最高気温が北海道で20度前後、東北と北陸、関東は27度ぐらいで、晴れる日は暑くなるでしょう。次の週末は寒気が流れ込むため、日中の気温は北海道が15度前後、東北と北陸で20度を少し超えるぐらい、関東も25度前後で、北日本を中心に昼間もヒンヤリとした体感に変わりそうです。
10月1日現在、今シーズンは山頂に雪が積もっている状態を麓から観測した「初冠雪」の便りが届いていないですが、こんどの週末には、北海道の山間部で雪の降る可能性があります。3連休のお出かけで峠越えを予定している車は、雪道の装備を進めるようにしてください。
沖縄県は台風14号の影響で大荒れ警戒!
東海と西日本は、晴れ間が出やすいですが、4日(水)頃は東海で雨が降るでしょう。3連休は前線の位置が読みにくいものの、8日(日)は西日本太平洋側で傘の出番となりそうです。
沖縄県は台風14号が発達しながら接近するでしょう。予報円がかなり大きく、進路などが定まっていないですが、3日(火)から5日(木)は大荒れの天気となるおそれがあります。対策をいま一度見直してみましょう。
最高気温は、東海から西日本で28度ぐらいの日が多く、平年を上回る暑さが続きますが、30度以上となる真夏日地点は少なくなってきそうです。また、3連休は朝晩に15度前後まで下がる所もあるため、一日の中での気温変化にも注意が必要でしょう。