週間天気 秋雨前線や熱帯低気圧の影響で来週は雨続く 暑さのピークは一旦過ぎる?

秋雨前線活性化で雨量増える可能性

台風12号から変わる熱帯低気圧は、5日(火)頃にかけて西日本の太平洋側を西よりに進むでしょう。7日(木)頃からは、別の低気圧が本州南岸を進みそうです。これらの低気圧や北~西日本に停滞する秋雨前線の影響で、来週は広い範囲で雨が降るでしょう。前線の活動が活発となり、まとまった雨となる所もありそうです。
また、日本の南海上は海面水温の高い状態が続いていて、新たな台風のたまごとなる雲のまとまりもあります。発達の程度は不明瞭で、台風にまで発達するかは不確実ですが、最新の情報を確認するようにしましょう。

気温徐々に下がる 都心で30度下回る日も

週明けの4日(月)は日本海側で多少晴れ間もありますが、来週はくもりや雨の日が多いでしょう。前線周辺ではまとまった雨となり、北海道では5日(火)にかけて、東北や北陸、関東は6日(水)まで、大雨災害に注意・警戒してください。7日(木)以降は低気圧のコース次第で太平洋側は大雨の可能性があります。
4日(月)は、東北日本海側や北陸を中心に厳しい暑さとなりますが、秋雨前線が南下して秋の空気が流れ込むことで、気温は徐々に下がり、東京都心も最高気温が30度を下回る日が出てくるでしょう。猛烈な暑さのピークは一旦過ぎますが、湿度が高いため、風通しをよくしてお過ごしください。

西日本は気温のアップダウン大きい

4日(月)は日本海側で貴重な晴れ間がありますが、来週は雨が降りやすいでしょう。
5日(火)頃にかけて、台風12号から変わる熱帯低気圧の影響で、近畿南部や四国、九州南部を中心に雨風が強まりそうです。6日(水)から7日(木)にかけては、前線が南下するため、日本海側の地域でもまとまった雨となるでしょう。こんどの土日には回復し、雲が多めながらも日差しが届きそうです。
最高気温は、6日(水)から8日(金)は30度前後に落ち着きそうですが、そのほかは35度ぐらいまで上がり、気温の変化の大きい週となるでしょう。