トリプル台風の動向に注意!
27日(日)9時現在、非常に強い台風9号はフィリピンの東をゆっくりと南へ、台風10号は日本の東の海上を北西へ、それぞれ進んでいます。台風9号は今後猛烈な勢力に発達しながら沖縄の南の海上へ進み、30日(水)頃から沖縄地方に接近するおそれがあります。
また、これらの台風とは別に、日本の南の海上には熱帯低気圧があり、今後24時間以内に台風になる予想となっています。まだ各国の予測のばらつきが大きいものの、海面水温の高い領域を進み、次の週末頃に本州付近に近づく可能性があります。
この先も台風シーズンが続きますので、非常用持ち出し袋や避難経路の確認など、台風への備えを早めに確認しておきましょう。
北日本付近に秋雨前線のびる
北日本付近に秋雨前線がのびるため、北海道はくもりや雨の天気が続くでしょう。日本海側では局地的に雨脚の強まる可能性がありますので、大雨に備えてください。
東北や北陸、関東は9月スタートの1日(金)頃にかけて、晴れて日差しが届きますが、大気の状態が不安定で、急な雨や雷雨に注意が必要です。次の週末は台風由来の湿った空気が流れ込み、関東や東北太平洋側で雨が降るでしょう。
最高気温は、北海道では30度を下回る日も出てきますが、東北や北陸、関東は猛暑日や猛暑日近い暑さが続きそうです。引き続き熱中症対策を万全にしてください。
西日本や沖縄は週中頃からすっきりしない
東海や西日本、沖縄は29日(火)まで日差しが届きますが、30日(水)以降は雲が増え、太平洋側や沖縄では雨が降りやすいでしょう。沖縄は台風9号の影響で、29日(火)頃からうねりを伴ってしけ、30日(水)頃からは大しけとなりそうです。うねりを伴った高波に警戒し、船舶の固定など早めに対策をしてください。
また、まだ動向が不確実ながらも、次の週末は新たに発生が予想される台風が接近する可能性があります。
気温は引き続き高めに推移し、広く猛暑日や猛暑日近い暑さとなるでしょう。暑い時間帯の外出は控え、室内では冷房を使用して快適さを保ってください。