W台風の動向に注意!交通機関に影響出るおそれ
この先1週間は「W台風」の動向に注意が必要です。
台風6号は、10日(木)にかけ九州の西の海上を北上し、東海や西日本で局地的に非常に激しい雨が降り、九州北部は猛烈な風が吹くでしょう。暴風雨に厳重に警戒をしてください。
お盆の天気を左右するのは、昨日8日(火)に発生した台風7号です。小笠原諸島や伊豆諸島付近を北上し、動向が不確実ながら連休明けに本州に接近し、影響が出るおそれがあります。台風が本州に直撃コースとなると、空の便や陸路に影響が出る可能性がありますので、 最新の情報 で確認をし、お盆期間中に移動を予定している方は、いま一度、計画を見直しましょう。
台風の進路次第で太平洋側はまとまった雨に
北日本日本海側と北陸は晴れ間の出る日が多いでしょう。一方、関東は向こう1週間くもりや雨の天気が続き、東北太平洋側は連休中日の12日(土)から雨が予想されています。台風の進路次第で、活発な雨雲が掛かり、まとまった雨や大荒れの天気になる可能性があります。
最低気温は、札幌など北海道都市部で熱帯夜が続き、夜は寝苦しく感じられるでしょう。最高気温は、晴れ間の出る日を中心に35度以上の猛暑日になる日がありますが、雨の続く東京都心は32度前後になりそうです。猛烈な暑さは一旦落ち着きますが、湿気が肌にまとわりつく暑さに変わるでしょう。熱中症リスクの高い状態が続きますので、帰省など移動中もこまめな水分補給を心がけましょう。
台風6号の影響続き大荒れ警戒!
先行する台風6号の影響が続き、東海と西日本では、局地的に非常に激しい雨が予想され、九州と奄美では、線状降水帯の発生するおそれがあります。台風6号の動きが遅く、南東に開けた斜面で雨量が多くなっていて、総雨量が8月の平年ひと月分の降水量を大きく超えている所があります。崖や川など危険な場所から離れるなど、いまからでもできる対策を検討してください。三連休初日の11日(金)以降は、広く晴天が戻りますが、台風7号の進路によっては予報が大きく変更となる可能性があります。
最高気温は、東海から九州で35度以上となり、東海と近畿は40度近い暑さとなる日があるでしょう。連日の暑さで、疲れが溜まっているという方は、熱中症や夏バテのほか、冷房の効いた室内と猛暑の屋外との「寒暖差疲労」にご注意ください。ぬるめの湯船に浸かり、自律神経を整えましょう。