沖縄・奄美は台風の影響長期化!北海道も大雨のおそれ
大型で非常に強い台風6号は、8月2日11時現在、沖縄県に最接近しています。3日(木)にかけては沖縄・奄美で局地的に非常に激しい雨が降り、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹くため、災害に厳重警戒し、不要不急の外出は控えるようにしてください。その後は台風の動きがかなり遅くなり、5日(土)以降も大荒れの天気が続き、影響の長引くおそれがあります。
また、北海道付近には前線が停滞し、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動を活発にしそうです。5日(土)頃にかけては大雨となるおそれがあるため、最新の情報でご確認ください。
こんどの週末の雷雨エリアはどこ?
北海道と東北北部は前線が停滞し、雲の多い天気が続き、6日(日)頃にかけて雨が降るでしょう。北海道には活発な雨雲が流れ込みやすく、前線の活動の程度によっては、大雨となるおそれがあります。
東北南部と北陸、関東甲信は、晴れ間の出る日が多いですが、こんどの土日の午後は山沿いで急なにわか雨や雷雨の発生する可能性があります。夏休みでキャンプや登山、川遊びなど、屋外レジャーを予定している方は、怪しい雲を見つけたら、 そらくらの雨雲レーダー で雨の様子を確認しましょう。
日中の最高気温は、北海道が28度前後、東北で33度ぐらい、北陸と関東甲信は35度以上となる日が多くなりそうです。4日(金)と5日(土)は金沢で37度の予想など、体温を超える危険な暑さが予想されていますので、熱中症対策は万全に行なってください。
沖縄・奄美は大荒れ続く!西日本はマリンレジャー注意
東海から九州は、今週いっぱい晴れ間の出る地域が多いですが、4日(金)以降は台風周辺の湿った空気が流れ込み、西日本太平洋側で雨が降るでしょう。雨雲が流れ込む状況が続き、大雨の長期化する可能性もあります。また、海上は高波となるおそれがありますので、マリンレジャーは十分ご注意ください。
沖縄・奄美は台風6号の影響が長期化する予想です。特に、3日(木)までは沖縄本島で暴風雨となり、その後も雨風の強い状態が続く可能性があります。高波や暴風を防ぐことができる頑丈な建物の中で過ごすなど、身の安全を確保するようにしてください。
最高気温は、日差しの出る日は35度以上となり、猛烈な暑さが続くでしょう。特に福岡は4日(金)に38度まで上がり、記録に並ぶような気温の高さになるかもしれません。雨の予想される地域も33度ぐらいまで上がり、厳しい蒸し暑さになりそうです。熱中症対策も万全に行ないましょう。