沖縄・奄美は台風接近!早めの対策を
連日40度近い酷暑が続いていますが、東・西日本は夏空が広がり、少なくともこの先1週間は体温並や体温を超える危険な暑さとなる予想です。いつまで暑さが続くのか、気象予報士の見解が書いてある こちらのコラム をチェックしてみましょう。
北日本付近には前線が停滞し、今週後半はくもりや雨になりそうです。
沖縄・奄美は、台風6号が強い勢力を保ったまま、31日(月)から8月1日(火)にかなり接近するでしょう。暴風や大雨に加え、海上では、猛烈なしけが予想されています。今日の内に台風対策を行なってください。
なお、7月28日時点で東・西日本の近海は海面水温が平年に比べ高く、台風の発生・発達を促すといわれる27度以上の海域が広がっています。こんどの週末は、この海域で低気圧が発生する可能性があり、次に発生する台風の卵となるかもしれません。今後発生が予想される台風や熱帯低気圧の動向次第では、お盆頃の天気を左右する可能性がありますので、こまめに天気予報を確認するようにしましょう。
北日本は今週後半に前線停滞!関東は猛暑続く
北海道と東北北部は、前線が停滞しやすく、天気は周期変化するでしょう。今週後半は活発な雨雲が掛かり、まとまった雨になる可能性があります。最新の情報でご確認ください。
東北南部と北陸、関東甲信は高気圧に覆われ、夏空が続くでしょう。先週は関東南部の平野部は夕立がほとんどありませんでしたが、今週前半は平野部も含め広い範囲で急な雷雨の可能性が高まります。天気の急変に注意が必要です。
日中の最高気温は、北海道と東北北部で30度前後と、雨の日に猛暑はおさまるでしょう。東北南部と北陸、関東甲信は35度前後まで上がり、東京都心は猛暑日の連続記録を、今週半ばにも更新する可能性があります。連日の暑さで身体には大きな負担が掛かっていますので、夏バテや熱中症をはじめ体調管理にご注意ください。
台風接近前に行いたい!暴風対策とは?
東海と西日本は、晴れる日が多いでしょう。ただ、西日本太平洋側は台風周辺の暖かく湿った空気が入り、今週前半は雨が降りやすくなりそうです。
沖縄・奄美は、台風6号の影響で、最接近となる31日(月)と8月1日(水)は暴風雨マークとなっています。暴風により外出は危険となりますので、不要不急の外出は控え、屋内では窓から離れるなど厳重に警戒をしてください。また、台風接近前の今日の内に以下を参考に暴風対策を行いましょう。
<暴風対策リスト>
①雨戸やシャッターをしめる
②物干し竿をおろす
③植木鉢など飛ばれやすい物は室内に
東海と西日本では、最低気温は25度を下回らない熱帯夜が続くでしょう。最高気温は35度を超える所が多く、内陸部では体温超えの暑さが予想されています。
夏休み中というお子さまも多いかと思いますが、遊んでいるときも、こまめに声をかけ、水分補給を促し、熱中症対策は万全に行なうようにしてください。