梅雨前線北上 各地とも熱中症に最大限の警戒を
梅雨前線が北上するため、雨の中心は北へ移るでしょう。こんどの週末は、北陸や北日本でまとまった雨が降りそうです。関東から九州や沖縄は晴天が続きますが、天気の急変にご注意ください。
また、平年並や平年を上回る真夏の暑さが続き、最高気温が35度以上の猛暑日が続く日もありそうです。熱中症の危険度の高い状態が続くため、警戒をしてください。
こんどの週末は北日本･北陸で大雨の可能性 関東は体温並の暑さ
東･北日本の週間天気予報です。
梅雨前線が北上し、前線上を低気圧が進むため14日(金)から16日(日)は北日本や北陸でまとまった雨が降るでしょう。活発な雨雲が同じ場所に掛かり続けた場合は、大雨となるおそれがあります。念のため大雨への備えを行い、最新の情報をご確認ください。
一方、関東の三連休は、晴れて日差しが照り付けるでしょう。17日(月)は海の日で、こんどの三連休は海水浴が楽しめそうです。ただ、大気の状態が不安定になるため、急な雨や雷雨に注意してください。
また、連日厳しい暑さとなっていますが、今後も暑さが続き、北日本では30度前後、関東は35度ぐらいと身体にこたえる暑さになるでしょう。特に、海の日の17日(月)は東京都心で36度予想と、体温並の猛烈な暑さが予想されています。海のレジャーへお出かけの際は、熱中症に警戒をしてください。熱中症になりやすい気象条件や対策はコチラの記事でご紹介しています。
晴れて気温上昇 梅雨明けの可能性も
西日本と東海の週間天気予報です。
13日(木)は雲が多く、日本海側を中心に雨が降りやすいでしょう。14日(金)以降は、夏の高気圧が張り出すため、晴れて日差しの照り付ける日が多くなりそうです。今後の前線の位置次第では、西･東日本で梅雨明けの可能性もあります。ただ、午後を中心に急な雨や雷雨の可能性があるため、天気の急変にお気を付けください。
最高気温は、期間を通して34度前後と、猛暑日や猛暑日に迫る危険な暑さが続きそうです。特に、九州の大雨被害を受けた地域で復旧作業を行う際は、こまめに休憩をとったり、作業を二人以上で行って声をかけ合ったりするなど、熱中症に警戒をしてください。
