東京都心で35.2℃を観測!このあとも猛烈な暑さが続く
7月10日午前11時30分に、東京都心では35.2℃を観測し、今年初めて「猛暑日」となりました。
午前11時40分現在の気温は、高い順に以下の通りとなっています。
▽山梨県大月 36.0℃
▽東京都東京 35.8℃
▽神奈川県小田原 35.6℃
▽東京都府中 35.3℃
この後も、関東甲信では、日中をピークに気温の高い状態が続き、猛烈な暑さとなるでしょう。埼玉県さいたまや熊谷、群馬県前橋では、最高気温が37℃まで上がる予想となっていて、体温超えの危険な暑さとなりそうです。屋内外を問わず熱中症のリスクが高まりますので、ピーク時の外出は避け、室内では無理をせずに冷房を使用してください。
関東では今年初の熱中症警戒アラートが発表!
東京都や千葉県、埼玉県、茨城県では、今日7月10日は、今年初の熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、注意を呼び掛けるものです。不要不急の外出は避け、室内では冷房を使用するなど、熱中症対策を万全にしてください。
熱中症警戒アラートや熱中症の症状・対策方法は、こちらのコラムで解説しています。
https://sorakura.jp/20230628201-2/
また、熱中症警戒アラートの発表状況は、環境省の熱中症予防情報サイトでご確認いただけます。
熱中症警戒アラートの発表されている際は、不要不急の外出や屋外での運動は避けてください。
https://www.wbgt.env.go.jp/
この暑さはいつまで続く?
夏の高気圧の勢力が強まるため、関東地方では、この先も来週前半にかけて、猛暑日や猛暑日近い暑さが続きそうです。3連休にお出かけを予定されている方は、万全の熱中症対策が必要です。暑さで食欲が落ち、夜も寝苦しさを感じる時期となりますが、暑さに負けないように心身を整えていきましょう。
①栄養バランスのよい食事を心がける
暑いと食欲が落ち、そうめんなど喉越しの良い食べ物に偏りがちですが、そうめんだけで食事を済ませてしまうと、栄養バランスが偏ってしまいます。トマトやキュウリなどの夏野菜にはビタミンが多く含まれるほか体温を下げる効果もあり、卵やしゃぶしゃぶ肉などタンパク質を多く含む食材と組み合わせる、お酢や薬味で酸味や辛み、爽やかさを効かせるなどバランスの良い食事を工夫してみましょう。
②身体を適度に暑さで慣らす
シャワーだけではなく湯船に浸かり、身体を芯から温めるようにしてください。また、炎天下での運動は危険ですが、朝晩の比較的涼しい時間にウォーキングを行ったり、おうちでできる有酸素運動を行ってみたり、適度な運動をし、汗をかける身体にしていきましょう。
③睡眠環境を整える
夜間も熱帯夜がとなり、熱中症に注意の必要な状況が続きます。睡眠時間が不足していると、熱中症の危険度がより一層高まります。エアコンをつけっぱなしにしたり、タイマーを使用してみたり、暑さを我慢しないようにしましょう。また、これから始まる夏休みシーズンも毎朝決まった時間に起きるなど、生活リズムを整えることを意識してください。