明日6月30日の天気予報 梅雨前線が活発化!九州や西~北日本日本海側は警報級の大雨のおそれ

梅雨末期の大雨 線状降水帯のおそれも

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となるでしょう。このため、西日本から東北は雨が降りそうです。九州や西~北日本日本海側を中心に激しい雨や雷雨のおそれがあり、特に、午後は九州や中国地方で雷を伴って非常に激しく降る所もあるでしょう。線状降水帯の発生する可能性や、1日にかけて雨量の増えるおそれがあります。
予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。

<30日18時までの24時間>
・九州北部地方 200ミリ
・北陸地方、近畿地方 180ミリ
・九州南部、東海地方 150ミリ
・中国地方、関東甲信地方 120ミリ
・東北地方 100ミリ

<1日18時までの24時間>
・九州北部地方、九州南部、近畿地方 100から200ミリ
・中国地方、北陸地方、東海地方、関東甲信地方 100から150ミリ

西~北日本では、これまでの大雨で地盤が緩み、土砂災害の危険度が高まっている所があります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒し、早めの備えや避難を心掛けてください。
北海道も雲に覆われて、午後は傘の出番となるでしょう。
一方、沖縄は晴れて夏空が広がりそうです。

全国的に蒸し暑さ続く

朝の最低気温は、北日本で20度ほど、東・西日本は25度前後、南西諸島は27度ぐらいと、各地で朝から気温が高くなるでしょう。東・西日本では、今年初の熱帯夜となる所もありそうです。
日中の最高気温は、北日本で25度前後、東・西日本は30度ぐらいと、29日よりは下がりますが、蒸し暑さが続くでしょう。
時間や場所を問わず、熱中症のリスクが高まるため、無理をせずに冷房を使用し、こまめに水分補給をしてください。

西~北日本は傘や長靴などの用意を

西~北日本は、傘が必要でしょう。特に九州や西~北日本日本海側は、しっかりした傘を用意し、帰宅時間が遅くなる方は、長靴やレインコートもあると安心です。1日にかけて、交通機関に影響の出る可能性もありますので、外出の際は最新の情報をご確認ください。