週間天気 前線は本州へ北上!雨のタイミングはいつ?週末は沖縄で梅雨明けか

梅雨前線は北上!沖縄は梅雨明け間近

東北から九州では先週末から梅雨の中休みが続いていましたが、21日(水)は西から梅雨空が戻り、22日(木)は東北から南で傘の出番となるでしょう。前線に近い太平洋側ほど激しい雨の降り方となりそうです。24日(土)は一旦晴れ間も出ますが、25日(日)以降は、再び西から広く傘の出番となるでしょう。
一方、沖縄の例年の梅雨明けは6月21日ですが、この先、夏の高気圧が勢力を強めるため、早ければ今週末にも発表がありそうです。

22日(木)は一時的に気温ダウン!土日は真夏日近い暑さ

北日本では晴れ間の出る日が多いですが、23日(金)から24日(土)は雨が降りやすいでしょう。北陸と関東は、梅雨の中休みは21日(水)までで、22日(木)から23日(金)は久しぶりの雨となりそうです。次の雨は週明け27日(火)頃となるでしょう。
最高気温は、北日本と北陸、関東で25度前後まで上がりますが、東北南部や関東では22日(木)の日中は23度ぐらいにとどまり、梅雨寒となりそうです。土日は晴れ間が出て、関東では真夏日近い暑さになるでしょう。日ごとの気温変化が大きくなりますので、服装選びにお気を付けください。

沖縄・奄美は梅雨末期の大雨に厳重警戒を

近畿と中国・四国で22日(木)に、東海は23日(金)にかけて、雨が予想されています。24日(土)は東海と西日本の広い範囲で晴れ間が出ますが束の間で、25日(日)以降は西から雨の範囲が広がるでしょう。
なお、6月20日(火)気象庁発表の最新の3か月予報では、7月の東・西日本で降水量は、平年並みか平年より多い予想となっています。梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込みやすい状況が続き、大雨リスクの高い梅雨末期にこれから突入します。非常用持ち出し袋の食品の賞味期限を確認するなど、いま一度、大雨対策を見直すようにしてください。


奄美地方では、線状降水帯が19日(月)と20日(火)に発生したと発表されましたが、沖縄・奄美では23日(金)頃まで雨が降りそうです。奄美には、活発な雨雲が次々と流れ込み、局地的には1時間60ミリの非常に激しい雨が予想されています。引き続き、土砂災害に厳重な警戒をし、低い土地の浸水や川の増水・氾濫に警戒してください。24日(土)からは那覇で晴れマークが続き、早ければこの週末にも梅雨明けの発表となるでしょう。
最高気温は、22日(木)に東海で22度ぐらい、近畿と中国・四国で25度に届くかどうかと、半袖だと少し肌寒く感じられるかもしれません。23日(金)以降は、雨の降る日も30度前後まで上がり、厳しい蒸し暑さになりそうです。