関東・東海は垂直避難で安全確保を!
前線を伴った低気圧が通過する影響で、北海道や関東、東海では午前中をピークに局地的に1時間50ミリの非常に激しい雨が降るでしょう。関東甲信地方では、明日2日午前中にかけて線状降水帯が発生し、広い範囲で大雨となるおそれがあります。3日(土)の夕方にかけて予想される降水量は以下の通りです。
▼東海地方
250ミリ
▼関東甲信地方
200ミリ
▼四国地方、伊豆諸島
150ミリ
▼近畿地方
100ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨の量の増えるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒をしてください。
暗くて足元の見えにくい夜間に大雨が予想されています。雨がやんだあとも数時間は危険な状態が続きますので、頑丈な建物の2階以上など安全な場所で過ごしましょう。
一方、西から天気は回復傾向で、しだいに晴れ間が広がりそうです。
東北から南は熱中症のリスクあり
<最低気温>
北海道が13度ぐらい、東北から九州は20度前後、南西諸島は25度ぐらいと、全国的に平年を上回るでしょう。
<最高気温>
北海道で17度ぐらいの所が多く、今日より大幅に低くなりそうです。東北で20度前後、関東から西は28度ぐらいで、今日に比べグンと高くなるでしょう。明日のように気温が急激に上昇する日は熱中症の危険性が高まります。のどの渇きを感じてから水分を補給しても、すぐには身体に吸収されません。1時間や30分に1度など時間を決めて水分をとりましょう。
西から回復で梅雨の晴れ間に!洗濯日和
北日本と関東で朝からお出かけという方は傘をご用意ください。危険を感じる雨の場合は、屋内にとどまることを検討しましょう。
一方、西日本や沖縄は梅雨の晴れ間となり、洗濯日和になりそうです。