そら豆はいまが旬!保存方法やゆで方、豆ごはんレシピをご紹介

そら豆はいまから6月にかけて旬を迎えます。スーパーで見かけると、ついついお財布の紐が緩んでしまい、買ってしまいますね。夏へ季節が移り変わるのとともに飲みたくなるビールのお供にしてもよし、豆ごはんにしても美味しいです!
そこで、このコラムでは、旬のそら豆の名前の秘密と保存方法、豆ごはんをはじめとする「そら豆」のレシピについてお話していきます。

そら豆はなんで空の豆?

そら豆の名前の秘密は成長過程にあります。

①花の時期
そら豆の花は薄紫色をしています。花は同じマメ科の植物で、これから見頃を迎える「藤の花」に形や色が似ています。
②そら豆の成長
「空豆」と漢字で表記するように、小さいさやが『空を向いて』育つため、この名前がついています。豆の重みでさやが下に下がってきたら、収穫の頃合いと言われています。
また、さやの形が蚕に似ていることから「蚕豆」と表記することもあります。

気になる保存方法は?この時期に嬉しい栄養がたっぷり!

スーパーマーケットなどでそら豆を見かけた際は、できれば美味しいものを選びたいですね。そら豆は、さやから取り出してしまうと鮮度が落ちてしまうので、さや付きのものを選びましょう。

選び方のポイントはこちら!
・さやの緑色の濃いもので、うぶ毛があるもの
※茶色や黒色に変色していないもの
・外から見て豆の大きさが揃っているもの

気になる保存方法ですが、調理の直前にさやから豆を取り出しましょう。すぐに調理できない場合は、冷凍保存もおすすめです。さやに豆が入ったまま冷凍することもでき、その場合は、食べる直前にゆでましょう。1か月程度を目安に美味しくいただくことができます。ほかにも豆を固めに茹でてから冷凍するとすぐに使えて便利です。
そら豆には、植物性たんぱく質が豊富に含まれています!そのほかの栄養素には、塩分を身体の外に排出する作用のあるカリウムや、疲労回復に効果のあるビタミンB群も豊富です。本格的な夏を前に、暑さに負けない身体作りのため、積極的に取り入れたい食材ですね!

そら豆は食べ方色々!ゆで方や豆ごはんのレシピ紹介

茹でて美味しい、ごはんに入れて美味しいそら豆!ここからは調理方法をご紹介していきます。筆者イチオシは焼きそら豆です!

ゆでそら豆

<材料>
そら豆(さや付きで400g前後)
水 1L
塩 大さじ1
料理酒 100mL<作り方>
1.そら豆をさやから取り出す
※黒い筋に切れ込みを入れると、あとで皮が剥きやすくなります
2.大きめの鍋にお湯を沸かし、塩と料理酒を加える
※塩を入れると、ゆであがった時に緑色が鮮やかなままに!
※料理酒は臭みを軽減します
3.そら豆をゆでる
※茹で時間は固めがお好みの方は1分半ぐらい
※柔らかめが好きな方は3分がおすすめ
4.ざるにあけます
※水をかけずに冷ますと水っぽくならずに美味しく召し上がれます!

「そら豆」の豆ごはんのレシピ

<材料(4人分)>
米 2合
ゆでたそら豆(※①のレシピを参照)
★料理酒 大さじ1
★塩 少々<作り方>
1.米は洗って、30分ほど水につけておく
2.米をざるにあけ水を切り、炊飯器の内がまに入れ、★の調味料を入れた状態で水を目盛まで注ぎ、炊飯スイッチを押す
3.炊き上がったらゆでたそら豆を入れ、豆を崩さないようにご飯を混ぜる

ホクホク!アツアツ!楽しめる♪焼きそら豆


さやのままグリルで焼くシンプルな調理法。これからの時期バーベキューにも道具が少なくできるためオススメです。
さやに焦げがついてきたら食べ頃です。お好みで食塩などをつけて、食べてみてください。
炭火で焼くと香りやそら豆本来の甘みが楽しめるうえ、茹でこぼさない分、栄養が水に流れ出ません!

いかがでしたか?
そら豆の旬は初夏にかけて続きますので、ぜひ旬の食べ物を味わいましょう♪

<参考>
・JAグループ「春の旬野菜 ソラマメ」
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=34