いよいよ待望のGWが始まりますね!既に休暇に入られている方を含め、今年の予定はお決まりでしょうか?
5月3日から4日にかけて、福岡県では博多どんたくが開催されます。福岡県の中でも特に大規模で人気なイベントです。九州北部を中心にお住まいの方で、予定がまだ決まっていない場合は、グルメや観光のぶらり旅として福岡県への旅行をご検討されてみるのはいかがでしょうか?そのほかの地域の方々も、福岡のイベントやグルメの情報がインターネット上に溢れていますので、本コラムをきっかけに福岡の魅力をお伝えできればと思います!
さて、3日から4日に開催されるどんたく、実は雨のジンクスがあると言われています。基本的に雨天決行ですが、過去には一部イベントが中止になった年もありました。
本コラムでは、どんたくの雨のジンクスについて迫っていきます。
天気の現れやすい確率
5月3日と5月4日の天気の現れやすい確率はどのようになっているのでしょうか。
福岡管区気象台では天気の現れやすい確率を統計的にまとめています。確認してみると、3日は、晴れが約50%、曇りで約20%、雨は約30%、4日は、晴れが約60%、曇りで約20%、雨は約20%となっています。晴れの天気になる割合が高い印象ですよね。
実は、気象庁で雨の天気と判定されるためには、「雪の分類条件に当てはまらない」、「日降水量が1.0mm以上観測した日」という条件をクリアする必要があります。
後者の条件をもう少し追っていきましょう。
雨のジンクスに迫る!キーワードは降水量0mm?
日降水量とは何でしょうか?
日降水量は、当日の0時00分から24時00分までの降水量と定義されています。
また、降水量を観測する最小単位は、気象台では0.5mm(1968年1月1日以降)となっています。この最小単位0.5mmに満たない降水があった場合は0.0mmとして記録され、全く降水がなかった場合は「-」として記録されます。
この記録された日降水量0.0mmについても雨があったとみなしてあげると、1991年から2020年の30年間で、3日と4日ともに約50%の割合で雨として分類できるようになるんです!
どんたくに雨がつきもの、と捉えることもあながち間違ってなさそうですね。
折り畳み傘や100均カッパを準備しておくと安心
博多どんたくには雨のジンクスがあることを踏まえて、雨対策に繋げて行きたい所です!
イベントに行く方は天気予報を見て、目先の天気はそらくらで確認してみましょう。また、手荷物が増えることや混雑さを考慮して、折り畳み傘や100円均一ショップのカッパなどを準備しておくと安心です。
この時期の福岡市の平年の平均気温は18℃ぐらいとなっています。薄手のシャツの替えも数枚用意しておくと、急な雨脚の強まりで濡れた場合でも身体を冷やさないように対処できるでしょう。
博多どんたく以外にもグルメ・観光がたくさんあるのが福岡市です!
もし旅行される際は体調を崩さないように万全を期して、素敵な時間をお過ごしください!
<参考>
福岡気象台: 気象観測の資料 – 天気の出現率(九州・山口)
https://www.data.jma.go.jp/fukuoka/chosa/tenki_syutugenritu.html
気象庁:過去の気象データ検索
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
福岡市民の祭り 博多どんたく港まつり
https://www.dontaku.fukunet.or.jp/
(当コラム記事表紙画像)写真提供:福岡市
https://showcase.city.fukuoka.lg.jp/