週間天気 今季最強クラスの寒波到来 立ち往生など大雪災害のおそれ

週中頃に今季最強クラスの寒波到来

週明け23日(月)と27日(金)は、本州を挟むように低気圧が通過し、西・東日本の太平洋側や北日本で雨や雪が降るでしょう。低気圧の通過後は強い冬型の気圧配置となりそうです。特に、週の中頃は、今季最強クラスの寒波が予想されています。西~北日本の日本海側を中心に、広い範囲で大雪や暴風雪、暴風、高波に警戒・注意が必要です。太平洋側でも最低気温が氷点下になりますので、水道管の凍結や破裂、道路でのスリップ事故に注意して下さい。

日本海側は広く大雪や暴風雪になるおそれ

東・北日本は、冬型の気圧配置が続き、日本海側は雪の降る日が続くでしょう。特に今季一番の寒気が流れ込む24日(火)午後~25日(水)は、広く大雪や暴風雪になるおそれがあります。道路の除雪が間に合わなくなると、立ち往生が発生し、長時間続く可能性もあります。予定を調整するなどして不要不急の外出を控えるようにして下さい。なお、23日(月)と27日(金)は、本州の南岸を低気圧が通過し、太平洋側の地域でも傘の出番となるでしょう。低気圧の位置や発達の程度には不確実性があるため、雪の降る可能性もあります。都心での雪対策の方法はこちらの記事(https://sorakura.jp/20221117201/)で紹介しています。
25日(水)は北日本や北陸で真冬日となり、関東でも冬日になるでしょう。水道管や路面の凍結に注意が必要なほどの冷え込みになりそうです。

JPCZの雪雲が掛かり続けるおそれも

西日本は、週明けの23日(月)は午前を中心に傘の出番となり、内陸部では雪の降る所もあるでしょう。24日(火)~25日(水)は、強い冬型の気圧配置となるため、日本海側を中心に大雪となるおそれがあり、太平洋側でも雪雲が流れ込みそうです。24日(火)午後以降は山陰に、JPCZ(https://sorakura.jp/20221216201/)の雪雲が掛かり続け、雪の降る量が急激に増える可能性があります。26日(木)は、一旦晴れ間が戻りますが、27日(金)には傘の出番となり、今度の土日は再び冬型の気圧配置となりそうです。日本海側を中心に、太平洋側の地域でも豪雪への備えを進めて下さい。
25日(水)頃は九州~東海の各地で、日中でも5度以下と厳しい寒さになりそうです。