雨のあとは強い冬型に！北陸周辺で再び大雪の可能性
この先1週間は冬型の気圧配置が続きそうです。特に、23日(金)の等圧線が込んでいて、今週末は強い冬型の気圧配置となり、西日本を中心にこの冬一番の寒気が流れ込むでしょう。先日、12月としては記録的な大雪となった東北南部や北陸地方では、再び雪の強まる可能性があります。最新情報で確認するとともに、大雪が予想される地域では外出を控えるなど、今から対応の検討を行なってください。
今週末は北陸周辺でJPCZによる大雪警戒！
22日(木)は低気圧の影響で、北海道の道南や東北、北陸も雨で推移する所が多くなりそうです。記録的な大雪となった新潟県や福島県を中心に、大量に雪の積もった地域で雨が予想されています。屋根の雪が一気にゆるみ落雪による被害や路面状況の悪化にご注意ください。また、23日(金)から26日(月)頃は、冬型の気圧配置が強まり、北陸周辺では再びJPCZ（日本海寒帯気団収束帯）が発生し、発達した雪雲が次々と流れ込んで、長期間、大雪となるおそれがあります。最新の気象情報や交通情報を確認し、事前に備えましょう。太平洋側は22日(木)に雨が降りますが、23日(金)以降は冬晴れとなりそうです。
気温は、22日(木)の日中はこの時期としては高めとなる所が多いでしょう。ただ、23日(金)以降は強い寒気の影響で、最高気温は北海道が3度ぐらい、東北・北陸で7度前後、関東も10度を少し超える程度となりそうです。真冬の寒さが続きますので、暖かくしてお過ごしください。
ホワイトクリスマスとなる地域多いが外出は注意
東海や西日本は22日(木)に広く雨が降りますが、23日(金)以降は冬の天気分布が続きそうです。23日(金)から24日(土)は冬型の気圧配置が強まり、広島や福岡、鹿児島にも雪マークがついていますが、東海や西日本の市街地でも積雪となる可能性があります。例年よりホワイトクリスマスとなる範囲は広がりますが、車での外出には、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなど雪道への備えが必要です。対策はそらくらのコラムで確認しましょう！沖縄県では雲の多い天気が続きそうです。
22日(木)は東海と西日本で、最高気温は10度前後となりますが、その後、クリスマス寒波が襲来し、23日(金)から24日(土)は日中でも7度ぐらいにとどまるでしょう。昼間も極寒となりますから、外出の際はダウンコートなどを着て、防寒を万全にしてください。
