普段の生活ではなかなか体験できないスキーやスノーボード。実は今、お得に遊べるチャンスなんです。大切な相手や家族と貴重な思い出を作りませんか?
お得に遊びに行けるチャンス!出かける前にホームページで営業状況をチェック
スキー場はここ最近、新型コロナウイルスの流行で中国などからの外国人観光客が激減したことで、経営に影響が出ているところが多いようです。そのため自治体が支援して国内での需要を増やすため、リフト券を安く販売したり、子供のリフト料金を無料にしたりしています。また、国や各都道府県で実施している観光支援もあり、旅行と合わせてお得に利用するチャンスです!
ただし、スキー場は天気や降雪に大きく左右されます。オープン日以降でも雪が無くて営業していなかったり、ナイター営業がなかったりすることもあります。必ずホームページで事前に確認してから出かけましょう!
(予報)今年は気温が低めで雪が多くなりそう
2022年11月22日に発表された3か月予報によると、今年の冬(12~2月)は気象庁の季節予報では、東・西日本で気温が「平年並」か「平年よりも低い」傾向であるとされています。また、降雪量は特に東・西日本の日本海側で「平年並」または「平年より多い」傾向とされており、気温が低いと、パウダースノーになりやすく、さらに降雪量が多い予想のため、今シーズンは、スキーを楽しむにはピッタリの年になりそうです!
スキーやスノーボードに適した天気は?パウダースノーの魅力
スキーやスノーボードは晴れて、風の弱い日に滑るのが一番です。風の強い日は視界が悪くなり、事故や遭難の原因になります。せっかく家族や友達とリフトで上がってもすぐに見失ってしまいます。
また、スキーで喜ばれるパウダースノー!これは降りたてのさらさらした雪を指します。乾燥していて、雪の結晶の形が整っている雪です。雪は降ってしばらくしてしまうと日中の日差しで溶けて締め固まってしまったり、雪自体の重みで「しまり雪」になってしまったりします。降りたての雪がベストです。フカフカして転んでもあまり痛くありません。同じ理由で、夏スキーなどは強い日差しで雪が一度溶けてしまっているため、ガチガチに凍っていることが多く、スピードも出過ぎてしまうため、初心者にはあまりオススメしません。
装備は基本レンタルでOK
スキーやスノーボードをする際は色々な装備が必要になります。小物類はレンタルできないことが多いので、準備が必要です。装備のポイントをご紹介します!
たまに行く程度であればレンタルで問題ないです。
・ウエア:(レンタルOK)
防水で裏地が暖かいものを選びましょう。子どもの場合も、滑るだけだからと大きいものにすると風や雪が入って寒いですし、小さいと袖が短くて転ぶと手足が冷えやすくなってしまうので、必ずサイズの合ったものを用意しましょう。
・靴下:(レンタル不可)
足元は特に冷えるので、厚手のものを選びましょう。短すぎるとスキーブーツが脚に当たって痛いので、長めのハイソックスがオススメです。
・手袋:(レンタルできないことが多い)
防水で、サイズの合ったものが良いでしょう。
・帽子:(レンタルできないことが多い)
寒さ対策というよりは、転んだ時に頭を守るためにも重要です。ニットのものでOKです。
・ゴーグル:(レンタルできないことが多い)
滑る際は、風や雪などで前が見にくいときがあります。ゴーグルがあると安心して滑ることができます。また、真っ白な雪は太陽の光をよく反射するため、実は海よりも日焼けしやすいです。目の日焼けを防ぐために必要です。
また、スキー場は山沿いにありますので、天気の急変にご注意して下さい。この日に行くと決めていても、天候が荒れて中止になったり、雪でスキー場までの道が通行できなくなったり、自然なのでトラブルがつきものです。前日には必ず天気予報を確認し、荒れてきたら中止するなど無理をしないことが重要です。
スキーやスノーボードの醍醐味はスピード感や景色!
なんといってもスキーやスノーボードの醍醐味はスピード感です!普段出せないスピードで風を感じながら滑るのはとても気持ちが良いです。
また、初心者の人でも楽しめるのは景色です!夏や秋の山は登山で楽しむことができますが、冬の雪山は全く違った景色が見られます。リフトで上に上がるだけでも、普段凸凹している山が雪に覆われて、滑らかな肌をしており、大気中の湿度が低く、木々の葉っぱも落ちるため、より遠くの景色まで楽しむことができます。
滑った後は温泉でリフレッシュ
スキーやスノーボードで滑った後は、動いて温まった身体が急激に冷えます。そんな時オススメなのが温泉です。一日遊んでかいた汗などを流し、冷えた体を温めましょう。スキー場の近くには地元の温泉施設が隣接していることが多く、日帰り入浴可能な所が多いです。温泉とセットにすることでよりスキーに行く楽しみが広がりますね。また、身体を温める以外にも、入浴によって血管が広がり、スキーでたまった疲労物質を流してくれるといった効果も期待できるので、ぜひ温泉に立ち寄ってから帰りましょう。
今シーズンは、「そらくら」で翌日の天気をチェックして、お得にスキーやスノーボードを楽しみましょう!!
<参考>
気象庁 3か月予報:https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?region=010000&term=P3M
(2022年11月29日)
野沢温泉スキークラブ「やってみよう!スキー」2007年2月
片平考「科学のアルバム 雪の一生」2012年4月