<天気のポイント>
- 台風は東・西日本の太平洋側に夜以降かなり接近
- 朝の冷え込み緩むが、西日本ではムシムシ
- 北・東日本中心にレイングッズ活躍
台風は東・西日本の太平洋側に夜以降かなり接近
熱帯低気圧から変わる台風が夜から24日にかけて東・西日本の太平洋側にかなり接近するでしょう。この影響で、全国的に雨が降り、東・西日本の太平洋側を中心に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降るおそれがあります。23日夕方までの24時間降水量は東海が200ミリ、近畿で180ミリ、関東甲信は100ミリ、その後24日夕方までの24時間に近畿で100~200ミリ、東海・関東甲信は100~150ミリとなっています。
先日大きな被害をもたらした14号と比較すると今回の台風はコンパクトで、勢力も弱いですが、東・西日本の太平洋側にかなり接近するおそれもあるため、土砂災害や低地の浸水などの大雨災害に十分な注意が必要です。また、23日は秋分の日の祝日で三連休が始まりますが、交通への影響の出る可能性もあるため、外出の予定のある方は安全第一で計画の変更を検討してください。
朝の冷え込み緩むが、西日本ではムシムシ
日中の最高気温は北・東日本で20度~25度と、平年並の気温で東北や関東では22日より高くなる所が多いでしょう。
なお、北日本では、22日朝は今シーズン一番冷えた地点が多くなりましたが、23日朝は冷え込みが緩みそうです。
一方、西日本は25度以上の所が多く、朝から気温が高めでムシムシ・ジメジメとした体感になるでしょう。
北・東日本中心にレイングッズ活躍
北・東日本や近畿では本降りの雨となるため、傘が必要でしょう。太平洋側の沿岸部を中心に激しい雨や非常に激しい雨も予想されているため、レインコートを着たり、レインブーツを履いたりするのもおすすめです。
中国四国、九州、奄美は折り畳みの傘があると安心でしょう。沖縄は、傘の必要はなく、洗濯日和になりそうです。