<天気のポイント>
- 先島諸島では窓から離れた室内で避難を
- 西日本・東海・北陸 湿度高く蒸し暑い
- 沖縄では傘をさすのが困難に
先島諸島では窓から離れた室内で避難を
3日は台風11号が北上し先島諸島に最も接近するでしょう。先島諸島では3日朝から暴風となり、夜からは一部の家屋が倒壊するおそれのある猛烈な風が吹くでしょう。最大瞬間風速は70メートルが予想されています。4日にかけて先島諸島では暴風が吹くため、窓から離れた室内で避難をするようにしてください。沖縄本島でも3日夜から非常に強い風が吹くおそれがあります。暴風や高波に厳重警戒し、大雨に警戒が必要です。
本州付近の前線はやや北上し、日本海側に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州から東北は大気の非常に不安定な状態が続きそうです。九州から東北はくもりや雨となり、局地的に激しい雨や落雷、竜巻の発生するおそれもあります。東海では1時間50ミリの非常に激しい雨が予想されており、2日の大雨で地盤の緩んでいる所もあるため、土砂災害に厳重な警戒が必要です。北海道は高気圧に覆われるため、日中を中心に晴れの天気になるでしょう。
西日本・東海・北陸 湿度高く蒸し暑い
日中の最高気温は西日本や東海・北陸で30度前後と、2日より高くなる所が多く、蒸し暑く感じられるでしょう。西日本では朝晩の気温も下がらず熱帯夜となるため一日を通して熱中症にお気を付け下さい。
関東や東北・北海道の最高気温は25度ぐらいになるでしょう。北海道では朝晩と日中の寒暖差が大きくなりますので、服装を上手く調節して下さい。
沖縄では傘をさすのが困難に
沖縄地方では風が強まり横殴りの雨となり、傘をさすのが困難な雨となりそうです。外出は控えるようにして下さい。
中国四国や近畿、関東・東北は折り畳みの傘があると安心でしょう。九州・東海・北陸では傘が必要です。