<この先の天気のポイント>
2023年最初のプレミアムフライデーは広く傘の出番
26日(木)は冬型の気圧配置が緩むため、寒さの底を抜けるでしょう。日本海側を中心とした雪や風も一旦落ち着きそうです。ただ、27日(金)は前線を伴った低気圧が、本州の南海上を通過し、西日本~東北南部の広い範囲で傘の出番となるでしょう。低気圧の通過後の週末からは再び冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に寒気や雪雲が流れ込みそうです。
関東でも再び雪の降る可能性
26日(木)の北・東日本は冬型の気圧配置が緩むため、日本海側で雪や風のピークが過ぎるでしょう。太平洋側は晴れ間の出る地域が多くなりそうです。ただ、27日(金)は、低気圧や気圧の谷が通過する影響で、広い範囲で雪や雨が降るでしょう。週前半程の厳しい寒さはありませんが、低気圧の進路や発達の程度によっては、関東でも再び雪の降る可能性があります。低気圧の通過後は冬型の気圧配置となり、太平洋側は晴れ、日本海側は雪や雨の天気が続くでしょう。
最高気温は、関東が8度前後、北陸・東北で2度ぐらい、北海道は氷点下3度ほどと真冬日が継続しそうです。
九州から天気下り坂
26日(木)の西日本は冬型の気圧配置が緩むため、山陰は雪や風が小康状態になるでしょう。近畿や山陽、四国では時折晴れ間が出そうです。ただ、九州や奄美は西から前線が近づく影響で、午後から所々で雨や雪が降るでしょう。この雨雲は27日(金)に広い範囲に広がり、傘の出番となりそうです。28日(土)以降は、冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に雪の降る日が続くでしょう。一方、太平洋側は晴れ間が戻りそうです。
最高気温は、沖縄が18度前後、奄美や九州南部で13度ぐらい、その他の太平洋側は9度前後、日本海側では7度ほどでしょう。